「岡山県内にフリースクールはどれくらいあるの?」
「住んでいる市に通える場所はある?」
「月謝や補助金、出席扱いはどうなるの?」
そんな不安を感じている保護者の方も少なくありません。
岡山県では、不登校支援やフリースクールの状況が市町村ごとに大きく異なります。
岡山市にはフリースクールや支援教室が16校と集中していますが、県北・中山間エリアの一部では1校のみと、選択肢が限られている地域もあります。
また、利用料への補助金制度は、現時点では美作市で実施されています。
このページでは、岡山県内で確認できているフリースクール55校の情報をもとに、
- 岡山県全体の不登校支援の特徴と市町村別の詳細ページへの案内
- フリースクールの数や地域ごとの傾向
- 相談窓口・出席扱いの実績について
- 費用の目安(月0円〜5.8万円)、補助金・助成制度
などまで詳しくまとめています。
まずはこのページで岡山県全体の状況を把握し、お住まいの地域やお子さんの状況に合った居場所を探すための参考にしてください。
【ひかりすまいる編集部】

全国47都道府県・792市町村を対象に、フリースクールや不登校支援制度の情報を調査・掲載しています。
- 対応エリア: 全国47都道府県・792市町村
- 掲載データ: 全国3,526校以上(支援教室・オンライン含む)
- 専門項目: 補助金申請 / 出席扱い制度 / 行政相談 / オンライン学習
各自治体・施設の公式情報をもとに、編集部が内容を確認・整理したうえで掲載しています。
岡山県内における不登校の現状(2026年)

全国的に、不登校の児童生徒数は年々増加傾向にあります。
この傾向は特定の地域に限ったものではなく、岡山県においても少しずつ状況が変化しています。
ここでは、行政が公表しているデータをもとに、県内における不登校の推移を整理していきます。
岡山県の不登校人数の推移(2022年〜2024年度)
岡山県内でも、不登校児童生徒数は増加傾向が続いており、直近3年間で過去最多水準となっています。
政府統計の総合窓口(e-Stat)に掲載されている、文部科学省提供の最新調査データによると、岡山県内の小・中・高校における不登校児童生徒数は、令和6年度(2024年度)に5,280人に達しました。

対象:国公私立/年度:2022〜2024年度
(出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(政府統計コード00400304)」より作成(提供:文部科学省))
- 全体の推移:2022年度から2024年度にかけて、不登校児童生徒数は4,320人から5,280人へと960人増加しており、3年間で約22%増加しています。
- 中学生の増加が顕著:特に中学生の不登校が顕著で、2022年度の2,450人から2024年度には3,120人へと670人増加し、全体の増加の約70%を占めています。
- 中学生の不登校数が最も多い傾向: 各年度において中学生の不登校数が全体の約6割を占めており、小学生・高校生と比較して2倍以上の高い数値で推移しています。
岡山県における不登校児童生徒数は継続的に増加しており、特に中学生の不登校が深刻な状況にあります。
中学生期における包括的な支援体制の構築が重要な課題となっています。
【重要】岡山県の不登校支援サポート体制(15市)

不登校のお子さんやご家庭を支援するために、岡山県では行政が中心となっていくつかの取り組みを行っています。
ここでは代表的な公的な支援についてご紹介します。
不登校支援センター「My Place」
岡山県では、県教育委員会が設置・運営する教育支援センターとして、令和6年4月から不登校等の中学生を対象とした「My Place」を開所しています。
県立高等学校内に設置され、高校進学を目指す中学生に対する生活面および学習面の支援を行う位置づけです。
センターの概要
- 運営主体:岡山県教育委員会
- 名称:岡山県教育支援センター「My Place」
- 対象:高校進学を目指しているが、様々な理由で登校できていない岡山県内の中学生
- 所在地:
・My Place みつ(岡山県立岡山御津高等学校内/岡山市北区)
・My Place かもがた(岡山県立鴨方高等学校内/浅口市) - 開所日:火曜日~金曜日
- 開所時間:9時30分~15時00分
(祝日、年末年始、長期休業中を除く)
センターでの過ごし方
このセンターでは、利用者が高校生の生活環境が身近にある県立高等学校内で時間を過ごす形となっています。
活動内容として、学習、読書、カードゲーム、創作活動、調理活動、音楽活動、運動などが資料に示されています。
開所時間内であれば来所・退所の時刻は固定されておらず、私服での利用も可能とされています。
学習については自学自習を基本とし、相談員が在籍校と連携しながら必要な支援を行う仕組みです。
岡山県オンライン応援室「まんまリンク」
県が実施する不登校支援の一つとして、オンライン型の居場所である「オンライン応援室 まんまリンク」を設けています。
県内の児童生徒が、オンライン上でスタッフや他者と関わることができる仕組みとして位置づけられています。
センターの概要
- 運営主体:岡山県(岡山県総合教育センター)
- 名称:岡山県 オンライン応援室「まんまリンク」
- 対象:様々な理由で登校していない岡山県内の小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・中等教育学校・義務教育学校の児童生徒
- 利用形態:オンライン
- 利用日:平日
- 利用時間:9時00分~12時00分、13時00分~17時00分
(火曜日の午前中を除きます)
センターでの過ごし方
オンライン上に複数の利用形態が用意されています。
自分専用のスペースでスタッフと1対1で活動する形、複数人で利用する共有スペースでの活動、自由に出入りできるスペースでの利用が想定されています。
活動は1回30分程度を基本とし、オンライン上でのやり取りを通じて行われます。
利用開始にあたっては、事前の連絡や打ち合わせ、申込み手続きを経て進められるとされています。
また、保護者の了承を得た上で、活動の様子を学校に伝え、情報共有を行いながら対応するとされています。
岡山県における不登校への主な取組内容
不登校の未然防止や早期の支援を重視し、増加傾向にある不登校の状況を踏まえた総合的な取組を進めています。
不登校の現状整理
不登校の出現割合が全国と同様に増加傾向にあることを課題として整理しています。
相談や指導を受けていない不登校児童生徒も一定数いる状況が示されています。
基本的な考え方
県の取組では、「誰一人取り残されない学びの実現」が基本として位置づけられています。
市町村教育委員会と連携し、学校での指導の改善や学校外の学びの場づくりを進めるとされています。
学校内での対応
学級を学校生活の基盤とし、学校内に自立応援室(別室)を整備することで、教室に入りにくい児童生徒の居場所を確保するとしています。
また、1人1台端末を活用し、心身や生活面の変化を早期に把握するとされています。
多様な学びの場の整備
県立高校内の教育支援センター、市町村教育支援センター、オンライン応援室、社会教育施設、フリースクール等との連携により、学校内外に多様な学びの場を用意するとされています。
相談窓口
岡山県による相談窓口は以下となります。
岡山県青少年総合相談センター
青少年やその保護者を対象に、不登校を含む学校生活や進路、いじめ等に関する相談を複数の窓口で受け付けています。
総合相談窓口:(086)224-7110(8:30~21:30)
LINE相談:@hfokayama(火・木・土 17:00~21:00)
教育相談:(086)221-7490(8:30~12:00/13:00~17:00)
進路相談:(086)224-1121(火・木・土 12:00~18:00)
ヤングテレホン:(086)231-3741 youngmail@pref.okayama.jp(24時間)
(出典:https://www.pref.okayama.jp/page/495117.html)
岡山県総合教育センター 教育相談窓口
不登校やいじめ、学業、家庭教育などに関する相談について、本人や保護者、教職員を対象に相談対応を行っています。
0866-56-9115
電話相談:月・水・木・金 9:00~12:15/13:15~17:00 火 13:15~17:00)
面接相談・要予約
(出典:https://www.pref.okayama.jp/site/16/590123.html#sogokyoiku)
岡山県市ごとの不登校支援(15市)
なお、岡山県では県公式サイトにて、学校外の学びの場として「フリースクール等民間団体」の情報も案内されています。
(出典:https://www.pref.okayama.jp/page/935421.html)
ただし、県ページの掲載団体は一部に限られています。
本記事では、県公式情報も確認したうえで、各団体の公式サイトや所在地情報を1件ずつ調査し、岡山県内のフリースクール等を市ごとに整理しています。
※掲載しているフリースクール数は、通学型フリースクールに加え、教育支援センター(適応指導教室)、民間団体、NPO等の「学校以外の学び・居場所」を含めた数です。
自治体や運営形態によって呼称・位置づけが異なるため、本ページでは保護者の方が実際に利用を検討できる支援先を総合的に整理しています。
| 岡山県一覧 | 不登校支援 |
|---|---|
| 岡山市 | 補助金:なし フリースクール16校 出席扱い:あり >>岡山市不登校詳細はこちら |
| 倉敷市 | 補助金:なし フリースクール8校 出席扱い:あり >>倉敷市不登校詳細はこちら |
| 津山市 | 補助金:なし フリースクール6校 出席扱い:実績未確認 >>津山市不登校詳細はこちら |
| 玉野市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:あり >>玉野市不登校詳細はこちら |
| 笠岡市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:あり >>笠岡市不登校詳細はこちら |
| 井原市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>井原市不登校詳細はこちら |
| 総社市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>総社市不登校詳細はこちら |
| 高梁市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>高梁市不登校詳細はこちら |
| 新見市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>新見市不登校詳細はこちら |
| 備前市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>備前市不登校詳細はこちら |
| 瀬戸内市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>瀬戸内市不登校詳細はこちら |
| 赤磐市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:あり >>赤磐市不登校詳細はこちら |
| 真庭市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>真庭市不登校詳細はこちら |
| 美作市 | 補助金:あり フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>美作市不登校詳細はこちら |
| 浅口市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>浅口市不登校詳細はこちら |
※掲載情報は、岡山県・市町村・各団体の公式発信をもとに確認し、ひかりすまいる編集部にて整理・調査しています。
(最終確認:2026年1月時点)
【市町村別】岡山県のフリースクール全55校一覧

こちらでは岡山県内にあるフリースクールを市町村ごとにまとめています。
※校数は、通学型のフリースクールを基準に掲載しています。
岡山市(16校)
- IPUフリースクール ~ブリッジ(Our Universe)
- 志塾フリースクール岡山
- 無花果もえぎフリースクール
- NPO法人あかね
- NPO法人ステップ
- NPO法人 フリースペース エル
- ふらっとルーム
- うえまつフリースクール
- フリースクールおかやま
- ルネ中等部 岡山校
- 岡山市児童生徒支援教室 トラングル一宮
- 岡山市児童生徒支援教室 ラポート牧山
- 岡山市児童生徒支援教室 あおぞら操山
- 岡山市児童生徒支援教室 すまいる瀬戸
- 岡山市児童生徒支援教室 そよかぜ平福
- りんくす
倉敷市(8校)
- 竹林のスコレー
- 倉敷ふれあい教室
- 童家族支援センターあんだんて フリースクール
- NPO法人KUKKA
- トライ式中等部 倉敷キャンパス
- 自学道場ALTS
- 倉敷東林館
- Selfish 茶屋町教室
津山市(6校)
- 岡山県美作高等学校 Bloomコース
- 無花果高等学園・無花果青藍フリースクール 津山キャンパス
- NPO法人オレンジハート
- 津山市教育相談センター「鶴山塾」
- 学びの多様化の学級 TryAngle
- 別室(専用教室)
玉野市(1校)
- 適応指導教室「わかば教室」
笠岡市(3校)
- フリースクール育海(はぐくみ)
- 笠岡ほっとふれんず
- Kasaoka Buddies
井原市(2校)
- 大山塾
- フリースクール「さとうさんち」
総社市(3校)
- ふれあい教室
- お山のたね
- 別室登校
高梁市(1校)
- 高梁市適応指導教室 やすらぎ教室
新見市(1校)
- 新見市適応指導教室 新生塾(しんせいじゅく)
備前市(2校)
- 教育支援センター「あゆみ」
- 放課後スペースINBase(インベース)
瀬戸内市(2校)
- フリースクール Mikatana(ミカタナ)
- のぞみ教室
赤磐市(2校)
- 赤磐市適応指導教室(鳥中やまびこ教室)
- フリースクール かあざ
真庭市(3校)
- 教育支援センター「白梅塾」
- 教育支援センター「城北塾」
- ユースセンターまぁぶる
美作市(2校)
- 木舎森のようちえんと自由ながっこう
- 学びの多様化学校 樸学園
浅口市(3校)
- せるふぃっしゅ金光教室
- 浅口市大簡塾
- My Place かもがた
岡山県内には55校のフリースクール・支援教室がある
岡山県内には、合計55校のフリースクールや不登校支援教室が確認されています。(ひかりすまいる編集部調べ)
県南部の都市部を中心に支援先が集まる一方で、県北部や中山間地域では数が限られる傾向があります。
通所しやすい地域とそうでない地域の差が出やすいため、対面型の支援に加えて、オンラインでの学習支援や相談サービスを組み合わせる選択も重要となっています。
フリースクールの数は岡山市に集中している
岡山県内で最も多いのは岡山市の16校で、県内全体の中でも突出しています。
次いで倉敷市が8校、津山市が6校と続き、県南部および主要都市に支援先が集まっていることがわかります。
一方で、玉野市・高梁市・新見市はそれぞれ1校のみとなっており、市町村ごとの支援体制には大きな差が見られます。
南北に広がる県域はオンライン支援で補うことができる
岡山県は南北に広く、市町村によっては通所そのものが負担になるケースもあります。
近隣にフリースクールがない場合でも、オンライン学習やオンライン相談を活用すれば、自宅にいながら継続的な支援を受けることが可能です。
通所型とオンライン支援を柔軟に組み合わせることが、岡山県全体の不登校支援の格差を和らげる有効な方法といえるでしょう。

岡山県のフリースクール費用相場と助成金・補助金制度

こちらでは、岡山県内のフリースクールの費用相場と補助金などの制度についてまとめています。
岡山県内フリースクールの費用相場
岡山県内のフリースクールは、運営形態(民間・NPO・公立)によって費用が大きく異なります。
| 区分 | 授業料 (目安) |
|---|---|
| 民間・学校法人系 | 0円 〜 58,700円 |
| NPO・ボランティア団体 | 2,300円 〜 15,000円前後 |
| 行政(適応指導教室など) | 無料 |
1. 民間企業・学校法人系(学習サポート重視)
月額の目安: 0円 〜 58,700円前後
通学日数やコース内容によって月額費用に幅があり、無料のケースも存在します。
通う日数やコース内容によって費用が変動します。
2. NPO・ボランティア団体系(居場所・交流重視)
2,300円 〜 15,000円前後
地域支援や非営利団体によって運営され、比較的費用を抑えた形で提供されているケースが見られます。
3. 行政・公的機関(適応指導教室など)
月額の目安: 無料
岡山県内の自治体が運営する支援スペースです。
利用にあたっては、在籍校との連携や一定の条件が設けられている場合があります。
岡山県内の補助金一覧【2026年最新】
岡山県におけるフリースクールの利用料負担をサポートする助成金情報を一覧にまとめました。
現時点では、岡山県全体としてフリースクール利用料を一律に補助する制度は確認されていません。
また、多くの市町村においても助成制度は設けられていない状況です。
ただし、美作市では、条件を満たす場合にフリースクールの利用料に対する助成制度が用意されています。
フリースクールは学校に行きづらい子どもたちにとって大切な居場所ですが、利用料が家庭の負担となることもあり、こうした自治体単位での支援が行われている事例も見られます。
| 市区町村名 | 補助金・助成制度の有無 |
|---|---|
| 岡山市 | なし |
| 倉敷市 | なし |
| 津山市 | なし |
| 玉野市 | なし |
| 笠岡市 | なし |
| 井原市 | なし |
| 総社市 | なし |
| 高梁市 | なし |
| 新見市 | なし |
| 備前市 | なし |
| 瀬戸内市 | なし |
| 赤磐市 | なし |
| 真庭市 | なし |
| 美作市 | 利用料の1/2の補助 月額10,000円(上限) |
| 浅口市 | なし |
※補助金・助成制度は年度途中で新設・変更・終了する場合があります。最新情報は必ず各自治体の公式サイトまたは担当窓口でご確認ください。
美作市
対象:美作市に住所があり、直近1年以内に在籍校へおおむね30日以上登校しておらず、原則週1回以上ガイドラインにより出席扱いと認定されたフリースクール等へ通所している不登校児童生徒の保護者で、市税滞納や他制度の重複補助がない方。
助成額:児童生徒1人につき、フリースクール等の学期ごとの授業料等の2分の1以内(1,000円未満切捨て)、学期ごとに上限10,000円。
申請時期:学期ごとに申請。1学期分は7月20日まで、2学期分は12月20日まで、3学期分は3月20日まで(やむを得ない場合は例外あり)。
必要書類:補助対象経費の金額が確認できる書類の写し、市税に滞納がないことが確認できる書類、その他市長が必要と認める書類。
問合せ:美作市教育委員会(0868-72-1111)
今後の展開について
近年、全国的にフリースクールへの公的支援を導入する自治体が増加傾向にあります。
文部科学省は不登校児童生徒への多様な学びの場の確保を重視しており、各自治体に対して支援体制の整備を促しています。
岡山県内では現在、美作市のみが助成制度を実施していますが、この取り組みが他の自治体における制度検討のきっかけとなる可能性があります。
フリースクール利用者や保護者、支援団体からの要望が高まることで、今後さらに制度が拡充される可能性も考えられます。

岡山県における「出席扱い」の基準と手続き

文部科学省は、義務教育段階の不登校児童生徒が、学校外の公的機関や一定の条件を満たす民間施設において、相談・指導を継続的に受けている場合、その日数を指導要録上「出席扱い」とすることができると示しています。
対象となるかどうかは一律ではなく、保護者と学校が十分に連携し、当該支援が子どもの社会的自立や将来の円滑な学校復帰につながる内容であるかを、学校および教育委員会が確認したうえで、校長が最終的に判断します。
学習内容が学校の教育課程に照らして適切と認められる場合には、学習評価を行い指導要録へ記載することも可能とされています。
(出典:https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155_00004.htm)
出席扱いまでの流れ
実際の手続きは自治体や学校によって異なりますが、一般的には次のような流れで進むことが多いとされています。
- 担任の先生に相談・校内での検討
- 必要書類の提出・共有
- 校長による最終判断
※出席扱いの判断は一律ではなく「必ず認められる制度」ではありません。学校との丁寧な情報共有と、段階的な相談が重要になります。
出席扱いの実績は多くの市で確認されている
補助金制度は未整備ですが、フリースクールへの通学を学校の出席として認める「出席扱い」の実績は、岡山市、倉敷市、玉野市、笠岡市、赤磐市で確認されています。
これは文部科学省のガイドラインに基づくもので、保護者と学校が連携することで実現可能です。
出席扱いになることで、子どもの学習意欲の維持や進学時の配慮につながるため、経済的支援とは別の形での支援体制が一部で機能していると言えます。
岡山県内で出席扱い実績のあるフリースクール・家庭学習
岡山県内で出席扱い実績のあるフリースクール
トライ式中等部(岡山、倉敷)
志塾フリースクール岡山(岡山市)
竹林のスコレー(倉敷市)
適応指導教室「わかば教室」(玉野市)
(※一部のみ記載しています)
出席扱い実績のあるオンラインフリースクール・教材
不登校のお子様向けに「完全1対1個別指導」キズキ共育塾
不登校専門オンライン個別指導「ティントル」
無学年式オンライン教材「すらら」
※掲載しているスクール以外でも、出席扱いとなる場合があります。
詳しくは各スクールへ直接お問い合わせください。

岡山県でお子さんに合った居場所を選ぶ3つのポイント

フリースクールや学びの場を選ぶとき、「どこを見て決めればいいの?」と迷われる保護者の方は少なくありません。
岡山県内には55校のフリースクールがありますが、それぞれに特徴があり、お子さんの状況や家庭の事情によって「合う・合わない」があります。
ここでは、岡山県で居場所を選ぶ際に特に重視したい3つのポイントをご紹介します。
①2〜3校を見学・体験してから決める
フリースクール選びで大切なのは、お子さん自身が「行きたい」と思える場所を見つけることです。
可能であれば2〜3校(オンラインも含む)を見学・体験し、実際の雰囲気や相性を比べてみましょう。
いくつかの選択肢を知ったうえで親子で納得して決めることが、安心して続けるための土台になります。
なぜ複数校の体験が必要なのか?
1校だけでは比較ができない
- 「ここしかない」と思い込んでしまいがち
- 他の選択肢を知らないまま決めてしまうリスク
お子さんの「本当に合う場所」が見えてくる
- A校では緊張していたけど、B校ではリラックスできた
- C校のプログラムの方が自分の興味に合っていた
- スタッフとの相性は実際に会わないとわからない
親子で納得して選べる
- 「ちゃんと比較して選んだ」という安心感
- 通い始めてから「やっぱり違った」を防げる
ひかりすまいるアドバイザー相性のいい先生と出会える可能性が上がります。
②通学距離とオンライン対応の有無
岡山県は県南の都市部と、県北の中山間地域で通学環境が大きく異なります。
県南は鉄道やバス路線が比較的充実していますが、県北では移動距離が長くなる場合もあります。
台風や大雨の影響を受けることもあるため、地域特性を踏まえて無理のない通学方法を検討することが大切です。
無理な通学を続けると、お子さんにも保護者の方にも大きな負担がかかります。
確認すべきこと
自宅からの距離と所要時間
車移動が中心となる地域も多いため、送迎時間や交通手段を確認しましょう。
電車やバスを利用する場合は、本数や乗り換えの有無、最寄り駅・停留所までの距離も具体的に把握しておくことが重要です。
通学頻度の柔軟性
週何日から利用できるか、天候不良時の対応を確認します。
体調や気持ちの状態に合わせて日数を調整できるかどうかも大切なポイントです。
オンライン対応の有無
オンライン併用型や完全オンライン型を選択肢に入れることで、距離や天候の影響を軽減できます。
③費用と補助金の利用可否
フリースクールの月謝は施設によって大きく異なり、月0円〜5万円程度まで幅があります。
継続して通うためには、無理のない費用設定であることが不可欠です。
確認すべきこと
月謝の内訳
入学金、月謝、教材費、施設利用費、イベント参加費など、何にいくらかかるのかを明確にしましょう。
無料または低額の選択肢
岡山県内には、自治体が運営する教育支援センター(適応指導教室)があり、これらは基本的に無料で利用できます。。
- 高梁市適応指導教室 やすらぎ教室
- 新見市適応指導教室 新生塾(しんせいじゅく)
- 備前市教育支援センター「あゆみ」
- 真庭市教育支援センター「白梅塾」
- 真庭市教育支援センター「城北塾」
など
補助金・助成制度の有無
現在、岡山県内では美作市のみがフリースクール利用料の助成制度を実施しています。
お住まいの自治体に制度がない場合でも、今後新設される可能性があるため、教育委員会に問い合わせてみる価値はあります。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんが安心して過ごせる環境かどうか、スタッフとの相性、プログラムの内容などを総合的に見て判断することが大切です。

岡山県の不登校・フリースクールに関する疑問を解決

こちらでは、岡山県にお住まいでフリースクールや不登校支援を検討されている方のよくある質問をまとめています。
まとめ|岡山県の不登校支援、まずは地域の情報を知ることから

最後にこの記事を振り返りましょう。
こちらの記事では、
- 岡山県全体の不登校支援の特徴と市町村別の詳細ページへの案内
- フリースクールの数や地域ごとの傾向
- 相談窓口・出席扱いの実績について
- 費用の目安、補助金・助成制度
について詳しくご紹介しました。
岡山県には、教育支援センターやフリースクールなど、学校以外にも子どもを支える選択肢があります。
地域によって支援の形や使える制度が異なるため、まずはお住まいの地域の詳細ページを確認してみてください。
気になる支援先や相談窓口があれば、無理のない範囲で問い合わせてみることが、お子さんに合った環境を見つける第一歩になります。

