「学校に行けなくなったうちの子は、これからどこで過ごせばいいんだろう」
「家にいる時間が長くなって、このままで大丈夫なのかな」
「学校以外にも、安心して過ごせる居場所はあるのかな」
小学生が学校に行きづらい時期の居場所は、学校だけではありません。
家庭、学校内の別室、教育支援センター、フリースクール、オンライン、地域の活動など、いくつかの選択肢があります。
費用や通い方、出席扱いのことも気になり、気持ちばかり焦ってしまうこともあると思います。
保護者の声小学生の子が学校に行きづらくなりました。
まだ何も決められていませんが、家以外にも安心できる居場所があるのか知りたいです。
ひかりすまいるアドバイザー居場所は、いきなり一つに決めなくても大丈夫です。
この記事では、家・学校・地域・オンラインなどの選択肢を、親御さんが整理しやすいように紹介していきます。
この記事では、全国の不登校支援やフリースクール情報を整理しているひかりすまいる編集部が、
- 小学生に居場所が必要な理由
- 家・学校・地域・オンラインの選択肢
- 教育支援センターとフリースクールの違い
- 居場所を選ぶときの確認ポイント
- 行きたがらないときの考え方
について、分かりやすくご紹介します。
無理に急がなくても大丈夫です。まずは「今のお子さんが安心して過ごせる場所はどこか」を、一緒に整理していきましょう。

「学校に行けない日」も、家からつながれる学び場があります。
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不登校の小学生に「居場所」が必要なのはなぜ?

小学生が学校に行きづらい時期は、安心して休める場所や、人とのつながりを少し残せる場所が大切になります。
ここでは、居場所が必要とされる理由を整理します。
学校だけが居場所ではないという考え方
小学生にとって、学校は大切な場所の一つです。
ただ、学校に行きづらい時期があるお子さんにとって、安心して過ごせる場所は学校だけではありません。
文部科学省は、不登校への支援について、「学校に登校する」という結果だけを目標にしない考え方を示しています。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんの意思を尊重しながら、将来の生活につながる力を支えていくことが大切とされています。
こども家庭庁も、こどもの居場所を「本人が居心地がよいと感じる場所・時間・人との関係」と整理しています。
大人が一方的に決めるのではなく、お子さん本人が安心できるかどうかが大切です。
ここがポイント!
つまり、学校に行きづらい時期があっても、家庭・学校内の別室・教育支援センター・フリースクールなどを、段階的に考えてよいということです。
学校以外の居場所を探すことは、お子さんが安心して過ごしながら、人や学びとのつながりを少しずつ残すための選択肢の一つです。
出典:文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について(通知)」(令和元年10月)/こども家庭庁「こどもの居場所づくりに関する指針」(令和5年12月)
安心して休める場所が、気持ちの整理を支える
学校に行きづらい時期は、まず安心して過ごせる場所が必要です。
文部科学省は、不登校の時期について、休養や自分を見つめ直す意味を持つ場合があるとしています。
また、不登校は「問題行動ではない」とも整理されています。
そのため、まずは「責められない」「急かされない」「安心して眠れる」「食事がとれる」場所を整えることが大切です。
ひかりすまいるアドバイザー家で休む時間を大切にしながら、必要に応じて学校や支援先と細くつながる方法を考えていけると安心ですね。
ここがポイント!
居場所は、すぐに外へ出るためだけのものではありません。
お子さんが少し落ち着き、次のことを考えやすくするための場所でもあります。
「家にいるだけで大丈夫?」と不安な親御さんへ
お子さんが家にいる時間が長くなると、「このままで大丈夫なのかな」と不安になる親御さんは少なくありません。
その不安は、とても自然なものです。
ひかりすまいるアドバイザー特に小学生の場合、親御さんが生活面や学習面を近くで見ている分、心配が大きくなりやすいですね。
文部科学省の令和6年度(2024年度)調査では、小学校の不登校児童数は137,704人、小中学校合計では353,970人でした。
過去最多ではありますが、増加のペースには変化も見られます。
また、不登校児童生徒の61.7%は、学校内外の機関等で専門的な相談・指導を受けています。
担任の先生などから継続的に相談・指導を受けている場合も含めると、95.8%が何らかの相談や指導につながっています。
ここがポイント!
大切なのは、「休ませるか、外に出すか」の二択で考えすぎないことです。
まず家で安心して過ごしながら、学校、教育支援センター、オンライン、地域の相談先などと、無理のない形でつながりを残すこともできます。
不登校の小学生の居場所にはどんな選択肢がある?7つの場所

小学生が学校に行きづらい時期の居場所には、家庭・学校内・教育支援センター・フリースクール・オンライン・習い事・地域活動などがあります。
ここでは7つの選択肢を紹介します。
| 居場所 | 特徴 | 確認しておきたいこと |
|---|---|---|
| 家庭 | いちばん身近な安心の場 | 孤立しすぎていないか |
| 学校内の別室 | 学校とのつながりを残せる | 利用できる場所や時間 |
| 教育支援センター | 自治体の公的な支援の場 | 申込方法や利用条件 |
| フリースクール | 民間の多様な居場所 | 費用・雰囲気・通い方 |
| オンライン | 家から人とつながれる | 活動内容やサポート体制 |
| 塾・習い事 | 好きなことから関われる | 負担になりすぎないか |
| 地域の居場所 | 近い地域で過ごせる | 対象年齢や開催日 |
最初から一つに決めなくても大丈夫です。
今のお子さんが安心しやすい場所から、少しずつ考えていきましょう。
家庭|いちばん身近で基本になる居場所
最も身近な居場所は、家庭です。
ひかりすまいるアドバイザー学校に行きづらい時期は、家が「安心して休める場所」になっていることが大切です。
こども家庭庁の指針でも、家庭はこどもの生活の基盤とされています。
家で過ごす時間は、何もしていない時間ではありません。
眠る、食べる、好きなことをする、落ち着く時間を持つことも、お子さんにとって必要な時間になる場合があります。
ただし、親子だけで抱え込む必要はありません。
家を基本の居場所にしながら、学校の先生、教育支援センター、相談窓口などとつながっておくと、親御さんの不安も少し整理しやすくなります。
学校内の居場所|保健室・別室・校内の支援スペース
学校の中にも、教室以外の居場所をつくれる場合があります。
たとえば、保健室、相談室、図書室、別室、校内教育支援センターなどです。
校内教育支援センターは、学校の空き教室などを使い、お子さんのペースに合わせて相談や学習支援を行う場所です。
教室に入ることが難しい時期でも、学校内の別室なら過ごせることがあります。
「学校へ行くか、完全に休むか」だけでなく、「教室以外の場所で短時間過ごす」という選択肢もあります。
利用できる場所や時間は学校によって異なります。
気になる場合は、担任の先生や養護教諭、スクールカウンセラーなどに確認してみるとよいですね。
教育支援センター(適応指導教室)|自治体の公的な居場所
教育支援センター(適応指導教室)は、自治体の教育委員会などが設置している公的な居場所です。
主に、学校に行きづらい小学生・中学生を対象に、相談、個別学習、体験活動、小集団での活動などを行っています。
利用料は基本的に無料とされることが多く、費用面で検討しやすい点があります。
ただし、教材費や活動費などの実費が必要になる場合もあります。
利用の流れは自治体によって異なりますが、在籍校や教育委員会に相談し、見学や面談を経て利用するケースが多いです。
公的な支援先なので、学校との連携がしやすい点も特徴です。
ひかりすまいるアドバイザーまず候補の一つとして知っておくと安心ですね。
フリースクール|民間が運営する多様な居場所
フリースクールは、民間団体やNPO、企業などが運営する学校外の居場所です。
活動内容は施設によってさまざまです。
個別学習、自由活動、相談、体験活動、少人数での交流、オンライン学習などを行うところがあります。
教育支援センターよりも雰囲気や活動内容に幅があるため、ご家庭の考え方やお子さんの状態に合わせて比較しやすい選択肢です。
一方で、民間運営のため、費用や通い方は施設によって異なります。
月額費用だけでなく、通える日数、スタッフ体制、学校との連携、出席扱いの相談ができるかも確認しておくと安心です。
見学や体験ができる場合は、資料だけで判断せず、実際の雰囲気を見てみると分かりやすいですね。
オンラインの居場所|自宅から人とつながれる場
外に出ることが負担になりやすい時期は、オンラインの居場所も選択肢になります。
オンラインの居場所には、オンラインフリースクール、学習支援、オンライン面談、少人数の交流、在籍校や教育支援センターの授業配信などがあります。
家にいながら先生や支援員と話せるため、外出のハードルが高いお子さんでも始めやすい場合があります。
もちろん、オンラインだけで全部を解決しようと考える必要はありません。
家から人とつながれる方法があると、次の選択肢を考えやすくなります。
画面越しの関わりが合うかどうかは、お子さんによって違います。
ひかりすまいるアドバイザー体験できる場合は、短い時間から様子を見るとよいですね。
塾・習い事|好きや得意を通じて過ごせる場
塾や習い事も、お子さんによっては居場所になる場合があります。
不登校支援を目的にした制度ではありませんが、好きな教科、音楽、スポーツ、制作、プログラミングなどを通じて、学校以外の人と関われることがあります。
ひかりすまいるアドバイザー大切なのは、勉強や成果を急がせることではありません。
「好きなことなら少し関われる」「この先生とは話しやすい」「短い時間なら行ける」と感じられるなら、塾や習い事も一つの居場所になります。
ただし、負担が大きくなると続けにくくなります。
回数や時間、宿題の量などを確認し、ご家庭に無理のない形で考えていきましょう。
地域の居場所|こども食堂・プレーパーク・地域活動
地域にも、子どもが安心して過ごせる居場所があります。
たとえば、こども食堂、学習支援、プレーパーク、地域のイベント、図書館、児童館などです。
自治体や地域団体が運営している場合もあります。
ひかりすまいるアドバイザーこれらの場所は、学校や学習だけを目的にしていないことも多く、自然に人と関われる点があります。
「学ぶ場所」と「安心して過ごす場所」は、同じでなくてもかまいません。
まずは地域にどのような場所があるかを知っておくだけでも、親御さんの選択肢は広がります。
自治体のホームページや子育て支援窓口で確認できる場合があります。
「家」を安心できる居場所にするために親ができること

家を安心できる居場所にするには、否定よりも受け止める姿勢を大切にしながら、生活・空間・学びを無理なく整えていくことが大切です。
まずは否定せず、お子さんの気持ちを受け止める
家を安心できる居場所にするうえで大切なのは、お子さんの気持ちを否定しすぎないことです。
学校に行きづらい理由を、すぐに言葉で説明できるお子さんばかりではありません。
小学生の場合、本人にも何がつらいのか分からないことがあります。
そのため、親御さんがすぐに解決策を出そうとすると、お子さんがさらに話しにくくなる場合があります。
まずは、「今はしんどい時期なんだ」と受け止めることが大切です。
気持ちを受け止めてもらえる安心感があると、少しずつ外の支援にもつながりやすくなります。
ただし、親御さんだけで抱え込む必要はありません。
学校や相談先とつながりながら、お子さんの状態を見ていけると安心です。
生活リズムとは無理のない形で付き合う
生活リズムは大切ですが、最初から学校と同じリズムに戻そうとすると、親子ともに苦しくなる場合があります。
朝起きる、顔を洗う、食事をとる、昼夜が大きく逆転しすぎないようにするなど、小さなところから整えていく考え方で十分です。
たとえば、教育支援センターでも、毎日通うことだけを前提にせず、短時間や少ない日数から利用できる場合があります。
家庭でも同じように、少しずつ整える視点が大切です。
「朝からきちんと動く」ことを最初の目標にしなくてもかまいません。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんの体調や気持ちを見ながら、できる範囲で生活の流れを作っていきましょう。
家の中に「自分の場所」をつくる
家の中に、お子さんが落ち着ける場所をつくることも大切です。
自室がある場合は、自室を安心できる空間にする方法があります。
自室がない場合でも、リビングの一角、机の周り、好きな物を置けるスペースなどを工夫できます。
家族と同じ空間にいると疲れやすいお子さんもいます。
一方で、完全に一人になると不安になるお子さんもいます。
そのため、「一人で過ごせる場所」と「家族の気配を感じられる場所」の両方があると、過ごし方を選びやすくなります。
特別な準備をする必要はありません。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんが落ち着きやすい時間や場所を、少しずつ見つけていけるとよいですね。
家庭学習という選択肢もある
家で過ごす時間の中で、家庭学習を考えることもできます。
ただし、学校に行きづらい時期のお子さんに、いきなり勉強を進めるよう求めると負担になる場合があります。
まずは、本人の状態を見ながら考えることが大切です。
家庭学習には、紙の教材、ICT教材、オンライン授業、ホームスクーリングなどがあります。
文部科学省の資料では、自宅でICT等を活用した学習活動について、一定の要件を満たし、学校が認めた場合に、出席扱いや成績評価の対象になる場合があるとされています。
ここがポイント!
ここで大切なのは、「家にいる時間の学びが、まったく学校とつながらないとは限らない」ということです。
学習の進め方や出席扱いについては、在籍校や教育委員会に確認しながら考えていくと安心です。
小中高の5教科に対応した無学年式のICT教材で、全国の在籍校で「出席扱い」の認定実績が豊富にあります。
AIが苦手分野を自動分析して個別カリキュラムを作ってくれるため、家庭学習でもつまずきにくい仕組みが整っています。
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家庭や支援先での学びが成績評価に反映される場合がある
家庭、教育支援センター、フリースクールなどでの学びは、学校の判断で成績評価に反映される場合があります。
文部科学省は、令和6年8月29日の通知で、不登校児童生徒が欠席中に行った学習の成果について、学校の判断で成績評価に反映できることを示しています。
たとえば、学校の課題に取り組んだ記録、ICT教材での学習状況、フリースクールでの学習成果などが、学校との連携の中で確認される場合があります。
ここに注意!
ただし、すべてのケースで自動的に反映されるわけではありません。最終的には学校の判断になります。
気になる場合は、「どのような学習記録があると相談しやすいか」を、在籍校に確認しておくと安心です。
教育支援センター(適応指導教室)はどんな居場所?

教育支援センター(適応指導教室)は、自治体が設置する公的な支援の場です。
相談、個別学習、体験活動などを通じて、学校に行きづらいお子さんを支えます。
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どんなことができる場所?
教育支援センターでは、主に相談、個別学習、体験活動、小集団での活動などを行います。
学校の時間割をそのまま再現するというより、お子さんの状態に合わせて過ごし方を調整する場所です。
たとえば、午前だけ利用する、個別に学習する、体験活動に参加する、先生や支援員と話すなど、自治体や施設によって活動内容は異なります。
文部科学省は、不登校支援について「登校という結果のみを目標にしない」と整理しています。
教育支援センターも、学校に戻ることだけを目的にする場ではなく、お子さんが安心して過ごしながら、生活や学びのつながりを少しずつ考える場所として利用できます。
利用できる曜日や時間、活動内容は自治体ごとに違います。
ひかりすまいるアドバイザーお住まいの地域の教育委員会や学校に確認してみるとよいですね。
費用がかからず利用しやすい公的な場
教育支援センターは、公的な支援先として利用しやすい点があります。
文部科学省の資料では、教育支援センターは地域の教育委員会が開設し、利用料は基本的に無料とされています。
ただし、教材費、交通費、活動にかかる実費などが必要になる場合もあります。
ひかりすまいるアドバイザー細かい費用は自治体によって異なるため、利用前に確認しておくと安心です。
費用面でフリースクールをすぐに検討しづらい場合でも、教育支援センターなら候補に入れやすいことがあります。
また、学校や教育委員会と連携しやすいため、出席扱いや学習状況の共有について相談しやすい点もあります。
利用までの流れと相談の始め方
教育支援センターの利用方法は、自治体によって異なります。
多くの場合は、在籍校や教育委員会に相談し、見学や面談を行ったうえで利用を考えていきます。
利用までの流れは、次のような形が一般的です。
- 在籍校や教育委員会に相談する
- 教育支援センターの説明を受ける
- 見学や面談を行う
- 体験利用をする
- 利用日数や時間を相談する
最初から毎日通う前提で考えなくても大丈夫です。
短時間から利用できる場合もあります。
親御さんだけで相談できることもあります。
ひかりすまいるアドバイザーまだお子さんが見学できない場合でも、まず情報を聞いておくと、次に考える材料になります。
小学生の出席扱いの対象になる場合がある
教育支援センターに通った日は、出席扱いの対象になる場合があります。
ここに注意!
ただし、「通えば必ず出席扱いになる」という意味ではありません。
最終的には、在籍校の校長先生が判断します。
文部科学省の資料でも、学校外の施設で相談・指導を受けている場合や、自宅でICT等を活用した学習活動を行っている場合、一定の要件を満たせば出席扱いや成績評価を行うことができるとされています。
教育支援センターを検討するときは、次の点を確認しておくと安心です。
- 出席扱いの対象になるか
- 学校との連携方法
- 利用した日の記録方法
- 学習状況の共有方法
気になる場合は、在籍校または教育委員会に確認しておきましょう。
フリースクールはどんな居場所?小学生の通い方

フリースクールは、民間が運営する学校外の居場所です。
活動内容や通い方に幅があるため、見学や体験を通して、お子さんに合うかを確認していくことが大切です。
フリースクールでは何をして過ごす?
フリースクールでの過ごし方は、施設によって大きく異なります。
主な活動には、次のようなものがあります。
- 個別学習
- 自由活動
- 相談や面談
- 体験活動
- 少人数での交流
- オンライン学習
- 学校との連携サポート
学校のように時間割があるところもあれば、自由に過ごす時間を大切にしているところもあります。
小学生の場合は、学習だけでなく、安心して過ごせる雰囲気や、スタッフとの関わりやすさも大切です。
ひかりすまいるアドバイザーフリースクールは、学校の代わりを一つ選ぶというより、学校以外で安心して過ごし、人や学びとのつながりを残すための選択肢の一つとして考えると分かりやすいですね。
通学型・オンライン型など、通い方にも種類がある
フリースクールには、通学型とオンライン型があります。
通学型は、実際に施設へ通い、スタッフやほかの子どもと同じ空間で過ごす形です。
短時間、週1回、午後だけなど、柔軟に相談できる施設もあります。
オンライン型は、自宅から参加できる形です。
外出が負担になりやすい時期でも、家から先生や支援員とつながれる場合があります。
通い方は、次のように段階的に考えることもできます。
- まず資料を見る
- 親御さんだけで相談する
- オンラインで話してみる
- 短時間だけ見学する
- 体験して様子を見る
ただし、無理に段階を進める必要はありません。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんの表情や疲れ方を見ながら、ご家庭に合う形を考えていきましょう。
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教育支援センターとの違いは?
教育支援センターとフリースクールの大きな違いは、設置主体と費用です。
| 項目 | 教育支援センター | フリースクール |
|---|---|---|
| 設置主体 | 教育委員会など | 民間団体・NPO・企業など |
| 費用 | 基本的に無料 | 施設により幅がある |
| 活動内容 | 相談・学習・体験活動など | 施設ごとにさまざま |
| 学校連携 | 比較的しやすい | 施設によって異なる |
| 雰囲気 | 自治体ごとに異なる | 施設ごとの差が大きい |
教育支援センターは、公的な支援先として利用しやすい点があります。
フリースクールは、雰囲気や活動内容の幅が広く、ご家庭の希望に合わせて比較しやすい点があります。
ここがポイント!
どちらか一方がよい、というものではありません。
まずは公的な教育支援センターを候補にしながら、必要に応じてフリースクールも比較する形で考えると整理しやすいです。
知っておきたい注意点と確認方法
フリースクールを考えるときは、費用と雰囲気を確認しておくことが大切です。
民間運営のため、利用料は施設によって異なります。
通う日数、サポート内容、個別相談の有無、オンラインか通学型かによって費用が変わります。
自治体によっては、フリースクール等の利用料に対する助成制度がある場合があります。
たとえば東京都では、都内在住の小中学生の保護者を対象に、フリースクール等の利用料について月額上限2万円の助成制度があります。
神戸市では、通所型は月額上限2万円、オンライン型は月額上限1.5万円の助成制度があります。
ここに注意!
ただし、助成金は全国一律の制度ではありません。
対象になるお子さん、施設、費用の範囲は自治体によって異なります。
フリースクールを検討するときは、次の点を確認しておくと安心です。
- 月額費用以外にかかる費用
- 通える日数や時間
- スタッフの体制
- 学校との連携
- 出席扱いの相談ができるか
- 見学や体験の有無
- 自治体の助成制度
料金だけで決めず、お子さんが無理なく過ごせそうかも一緒に見ていきましょう。
学研WILL学園は、学校が合わない・通う自信がないお子さんが、少人数の環境で過ごしやすい学園です。
小学6年生から高校生まで対応しており、学年や状況に合わせて課程や通い方を選べます。
通学・個別指導・メタバースなどに対応し、学習面だけでなく生活リズムや人間関係の不安にも寄り添います。
小・中学生の出席認定実績があり、高校生は高校卒業資格の取得を目指せる点も安心材料です。
- 対象:小学6年生・中学生・高校生
- 形式:通学・個別指導・メタバースなどに対応
- 雰囲気:少人数でアットホームな学園
- 支援:学習面・生活面・気持ちの面をサポート
- 進路:学校復帰・高校進学・高校卒業まで見据えた支援
居場所選びで確認しておきたい5つのポイント

小学生の居場所を選ぶときは、雰囲気・大人との関係・通い方・家庭の負担・見学時の様子を確認すると整理しやすくなります。
お子さんが安心して過ごせる雰囲気か
いちばん大切なのは、お子さんが安心して過ごせる雰囲気かどうかです。
大人から見て設備が整っていても、お子さんが緊張しすぎる場所では、続けることが難しくなる場合があります。
見学や体験では、活動内容だけでなく、お子さんの表情も見てみましょう。
たとえば、少し表情がやわらぐ、スタッフと短く話せる、帰宅後に疲れすぎていないなどは、様子を見るうえで参考になります。
ひかりすまいるアドバイザー初めての場所に緊張するのは自然なことです。
反対に、初回でうまく過ごせなかったとしても、すぐに判断しなくて大丈夫です。
信頼できる大人がいるか
居場所には、安心して関われる大人がいることも大切です。
小学生の場合、場所そのものよりも、「そこにいる大人に安心できるか」が大きく影響することがあります。
見学のときは、次のような点を見てみるとよいですね。
- 子どもの話を急かさず聞いているか
- 親御さんの相談にも丁寧に対応してくれるか
- 困ったときの連絡方法が分かりやすいか
- 学校との連携について説明があるか
親御さんが「困ったときに相談できそう」と感じられるかも大切です。
お子さんの居場所を探すことは、親御さんが一人で抱え込まないための支えにもなります。
お子さんのペースに通い方を合わせられるか
居場所は、毎日長時間通うものだけではありません。
週1回、短時間、午後だけ、オンラインだけ、見学だけなど、いろいろな形があります。
学校に行きづらい時期のお子さんにとって、最初から決まった時間に通い続けることは負担になる場合があります。
そのため、通い方を相談できるかどうかは大切な確認ポイントです。
ひかりすまいるアドバイザー「今は短時間から」「慣れてきたら少し増やす」など、ご家庭の状況に合わせて考えられる場所だと安心ですね。
家庭の状況に無理がないか
居場所を選ぶときは、お子さんの状態だけでなく、ご家庭の状況も大切です。
送迎時間、費用、きょうだいの予定、親御さんの仕事、家からの距離などが大きな負担になると、続けることが難しくなる場合があります。
よさそうな場所でも、ご家庭に無理が重なりすぎると、親御さんが疲れてしまいます。
「理想の場所」だけを探すより、「今のご家庭で続けやすい場所」を考えることも大切です。
ひかりすまいるアドバイザー費用が気になる場合は、公的な教育支援センター、地域の支援、オンライン型、自治体の助成制度なども含めて比べてみましょう。
見学・体験でお子さんの様子を確かめる
資料やホームページだけでは、実際の雰囲気までは分かりにくいものです。
気になる場所があれば、見学や体験ができるか確認してみるとよいですね。
見学では、次の点を見ると整理しやすくなります。
- お子さんの表情
- スタッフとの距離感
- 他の子どもとの関わり方
- 活動内容の分かりやすさ
- 帰宅後の疲れ方
お子さんがその場で楽しそうに見えなくても、帰宅後に「また行ってもいい」と言うこともあります。
反対に、親御さんから見てよさそうでも、お子さんには負担が大きい場合もあります。
最終的には、親御さんの安心感と、お子さんの様子の両方を見ながら考えていきましょう。
お子さんが居場所に行きたがらないときの向き合い方

お子さんが居場所に行きたがらないときは、無理に決めず、理由や負担を分けて考えることが大切です。
通い方を調整したり、別の選択肢を考えたりできます。
行きたがらない気持ちをまず受け止める
ひかりすまいるアドバイザーお子さんが居場所に行きたがらないと、親御さんは不安になりますよね。
せっかく見つけた場所なのに、本人が嫌がると、「どうしたらいいのだろう」と感じると思います。
ただ、行きたがらない理由は一つではありません。
場所が嫌なのではなく、知らない人が不安な場合もあります。
朝の時間がつらい場合もあります。
初めての環境に緊張しているだけの場合もあります。
まずは、「行きたくない」という反応だけで判断しすぎず、お子さんの負担になっている部分を見ていくことが大切です。
頻度や通い方を柔軟に調整する
居場所に行きたがらないときは、通い方を調整できる場合があります。
たとえば、次のような形です。
- 週1回にする
- 短時間だけにする
- 午後からにする
- 親御さんだけが相談する
- オンラインから試す
- 見学だけにする
最初から通うことを目標にしなくても大丈夫です。
まずは「場所を知る」「スタッフと顔を合わせる」「親御さんが相談する」だけでも、次につながることがあります。
お子さんの様子を見ながら、負担の少ない形に下げて考えると、親子ともに少し楽になります。
一度うまくいかなくても、居場所は一つではない
一度見学した場所がしっくりこなくても、すべての居場所が難しいというわけではありません。
場所によって、雰囲気、人数、活動内容、大人との距離感は大きく違います。
教育支援センターが安心しやすいお子さんもいれば、少人数のフリースクールが過ごしやすいお子さんもいます。
外出よりオンラインの方が落ち着く時期もあります。
ここがポイント!
大切なのは、一つの結果だけで決めすぎないことです。
「今回はまだ負担が大きかったのかもしれない」と考え、少し時間を置いたり、別の形を見たりしてもよいですね。
焦らず、お子さんのタイミングを見ていく
居場所が見つかるまでの時間は、お子さんによって違います。
すぐに「ここなら行けそう」と感じる場合もあれば、相談や見学を重ねながら少しずつ見えてくる場合もあります。
親御さんとしては早く安心したい気持ちがあると思います。
その気持ちは自然です。
ただ、お子さんが安心できる居場所は、急いで決めるほど見つかりやすくなるものではありません。
今は家で休む時期なのか、オンラインなら関われる時期なのか、短時間の見学ならできそうなのか。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんの表情や疲れ方を見ながら、親子のペースで考えていきましょう。
親御さん自身の「居場所」と心のケアも大切に

お子さんの居場所を考えるときは、親御さん自身が相談できる場所を持つことも大切です。
一人で抱え込まないことが、ご家庭全体の安心につながります。
親が一人で抱え込まなくていい理由
お子さんが学校に行きづらくなると、親御さんは多くのことを一人で考えがちです。
学校への連絡、家での過ごし方、学習のこと、費用のこと、将来のこと。
考えることが重なり、心が休まらない日もあると思います。
文部科学省の通知でも、保護者が相談できる体制を整えることが大切とされています。
親御さんが相談することは、決して大げさなことではありません。
ひかりすまいるアドバイザー親御さんの不安が少し整理されると、お子さんへの関わり方にも余裕が生まれやすくなります。
ここがポイント!
お子さんの居場所を探すことと同じくらい、親御さんが話せる場所を持つことも大切です。
同じ経験をした親同士の場とつながる
同じような経験をしている親御さんと話せる場もあります。
自治体によっては、不登校の子どもを持つ保護者向けの相談会、交流会、親の会などを案内していることがあります。
同じ立場の人と話すだけで、「わが家だけではない」と感じられることがあります。
もちろん、無理に参加する必要はありません。
人と話すことが負担になる時期もあります。
ひかりすまいるアドバイザーただ、必要なときに相談できる場があると知っておくだけでも、気持ちが少し軽くなる場合があります。
自治体の教育委員会、子育て支援課、教育支援センターなどで、保護者向けの場を確認できることがあります。
公的・民間の相談先を知っておく
相談先は、一つだけではありません。
まずは、在籍校、スクールカウンセラー、教育支援センター、教育委員会などが基本になります。
地域の相談先に加えて、全国共通の相談窓口もあります。
- 在籍校
- スクールカウンセラー
- 教育支援センター
- 教育委員会
- 自治体の子育て相談窓口
- 24時間子供SOSダイヤル
- 親子のための相談LINE
「どこに相談すればよいか分からない」ときは、まず学校か教育委員会に相談してみると、地域の窓口につながりやすいです。
親御さんだけで相談しても大丈夫です。
お子さんがまだ相談に行けない場合でも、親御さんが先に情報を整理することはできます。
よくある質問

最後に、小学生が不登校のときの居場所について、よくある質問にお答えします。
不登校の小学生に居場所がないと感じるとき、まず何から考えればいいですか?
まずは、今のお子さんが一番安心して過ごせる場所を整理してみましょう。
多くの場合、最初の居場所は家庭になります。
そのうえで、学校内の別室、教育支援センター、オンライン、地域の相談先などを少しずつ知っていくと考えやすくなります。
いきなり一つの場所に決める必要はありません。親御さんだけで相談したり、資料を見たりするところからでも大丈夫です。
居場所は無理に外に探さず、家で過ごすだけでも大丈夫ですか?
家で休むこと自体には意味があります。
文部科学省も、不登校の時期が休養や自分を見つめ直す時間になる場合があるとしています。
ただし、親子だけで長く抱え込みすぎると、親御さんの不安も大きくなりやすいです。
家を安心できる場所にしながら、学校、教育支援センター、オンライン相談などと細くつながる方法を考えていけると安心です。
教育支援センターとフリースクールは、どちらを選べばいいですか?
迷う場合は、教育支援センターとフリースクールの違いを整理して考えると分かりやすいです。
教育支援センターは、自治体が設置する公的な支援先で、利用料は基本的に無料とされることが多いです。
学校との連携もしやすい傾向があります。
フリースクールは、民間が運営する居場所で、活動内容や雰囲気に幅があります。
費用は施設によって異なります。
どちらか一方に決めるより、見学や相談を通して、ご家庭に合う形を考えるのが安心です。
オンラインの居場所でも、人との関わりはつくれますか?
オンラインでも、人との関わりをつくれる場合があります。
オンラインフリースクール、オンライン学習、面談、少人数の交流など、家から参加できる形があります。
外出が負担になりやすい時期は、オンラインで先生や支援員とつながることが、お子さんにとって安心しやすい場合もあります。
ただし、画面越しの関わりが負担になるお子さんもいます。
体験できる場合は、短い時間から様子を見るとよいですね。
居場所に通うと、学習面の不安はどう考えればいいですか?
居場所に通ったからといって、学習面の不安がすぐになくなるわけではありません。
ただ、教育支援センター、フリースクール、自宅でのICT学習などを通して、学びとのつながりを残せる場合があります。
文部科学省は、欠席中に行った学習の成果について、学校の判断で成績評価に反映できる場合があると示しています。
学校の課題、ICT教材の記録、フリースクールでの学習状況などを、どのように学校と共有できるか確認しておくと安心です。
居場所に通うと出席扱いになりますか?
出席扱いになる場合があります。
学校外の施設で相談・指導を受けている場合や、自宅でICT等を活用した学習活動を行っている場合、一定の要件を満たせば、学校が出席扱いにできることがあります。
ただし、必ず出席扱いになるわけではありません。
最終的には、在籍校の校長先生が判断します。
出席扱いを希望する場合は、通う前に在籍校や教育委員会に確認しておくと安心です。
低学年と高学年で、居場所の選び方は変わりますか?
変わる部分があります。
低学年では、安心できる大人が近くにいること、短時間から利用できること、送迎や付き添いがしやすいことが大切になりやすいです。
高学年では、本人の意思や、同じ年代との距離感、学習面の不安なども考える必要が出てきます。
ただし、学年だけで決める必要はありません。同じ小学生でも、安心しやすい環境はお子さんによって違います。
年齢よりも、お子さんの状態や表情を見ながら考えていくことが大切です。
きょうだいがいる家庭でも、居場所選びはできますか?
できます。
ただし、きょうだいがいるご家庭では、送迎、費用、家での過ごし方、親御さんの時間などを含めて考える必要があります。
よさそうな場所でも、親御さんの負担が大きすぎると続けにくくなります。
教育支援センター、オンライン、地域の支援など、ご家庭に無理の少ない選択肢から考えても大丈夫です。
親御さんがすべてを一人で抱え込まないよう、利用できる相談先も一緒に確認しておきましょう。
子どもがどの居場所も嫌がるときは、どうすればいいですか?
まずは、嫌がる理由を一つに決めつけないことが大切です。
知らない場所が不安なのか、人が多いのがつらいのか、朝起きることが負担なのか、親御さんと離れることが不安なのかによって、考え方が変わります。
すぐに通うことを目標にせず、親御さんだけで相談する、資料を見る、オンラインで話す、見学だけにするなど、負担の少ない形にすることもできます。
一つの場所が難しかったからといって、すべての居場所が難しいとは限りません。
居場所が見つかるまで、どれくらいかかりますか?
一律には言えません。
すぐに「ここなら行けそう」と感じる場合もあれば、相談や見学を重ねながら少しずつ見えてくる場合もあります。
期間の長さよりも、お子さんの表情や疲れ方を見ていくことが大切です。
焦って決めるより、家での安心、学校とのつながり、外の支援先を少しずつ整理していくと、ご家庭に合う形が見えやすくなります。
まとめ|お子さんに合う居場所を、親子のペースで見つけていく

最後にこちらの記事をまとめていきましょう。
こちらの記事では、
- 小学生に居場所が必要な理由
- 家・学校・地域・オンラインの選択肢
- 教育支援センターとフリースクールの違い
- 居場所を選ぶときの確認ポイント
- 行きたがらないときの考え方
などについてご紹介しました。
小学生が学校に行きづらい時期の居場所は、家庭・学校内の別室・教育支援センター・フリースクール・オンラインなど、複数の選択肢があります。
出席扱い・費用・助成制度は、学校や自治体、施設によって扱いが異なるため、在籍校や教育委員会に確認しておくと安心です。
小学生が学校に行きづらい時期の居場所は、学校だけではありません。
| 居場所の種類 | 特徴 | 費用の考え方 |
|---|---|---|
| 家庭 | いちばん身近な安心の場 | 基本的に費用はかからない |
| 学校内の別室 | 学校とのつながりを残せる | 学校内の支援として利用 |
| 教育支援センター | 自治体の公的な支援先 | 基本的に無料 |
| フリースクール | 民間の多様な居場所 | 施設や通い方により幅がある |
| オンライン | 家から人とつながれる | サービスにより幅がある |
| 塾・習い事 | 好きなことから関われる | 内容や回数により異なる |
| 地域の居場所 | 身近な地域で過ごせる | 無料・実費などさまざま |
ここに注意!
費用や利用条件は、自治体・施設・サービスによって異なります。
最新の情報は、在籍校、教育委員会、各施設に確認しておくと安心です。
大切なのは、学校だけを前提に考えすぎないことです。
家庭で安心して休む時間も、学校内の別室で短時間過ごすことも、教育支援センターやフリースクールで人と関わることも、オンラインでつながることも、今のお子さんに合わせて考えられる選択肢です。
最初から一つに決めなくても大丈夫です。
まずは、親御さんだけで相談する、資料を見る、見学できるか確認するなど、負担の少ない形から考えてみてください。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんの表情や疲れ方を見ながら、親子のペースで安心できる居場所を探していけるとよいですね。
居場所探しは、急いで答えを出すものではありません。
今のお子さんが安心できる場所を大切にしながら、少しずつ人や学びとのつながりを考えていきましょう。




