「兵庫県内にフリースクールはどれくらいあるの?」
「住んでいる市に通える場所はある?」
「月謝や補助金、出席扱いはどうなるの?」
そんな不安を感じている保護者の方も少なくありません。
兵庫県では、不登校支援やフリースクールの状況が市町村ごとに大きく異なります。
神戸市にはフリースクールや支援教室が25校と集中していますが、播磨・但馬・淡路地域の一部では1校のみと、選択肢が限られている地域もあります。
また、利用料への補助金制度は、姫路市・尼崎市・明石市・加古川市・三田市・三木市・豊岡市で実施されています。
このページでは、兵庫県内で確認できているフリースクール159校の情報をもとに、
- 兵庫県全体の不登校支援の特徴と市町村別の詳細ページへの案内
- フリースクールの数や地域ごとの傾向
- 相談窓口・出席扱いの実績について
- 費用の目安(月8千円〜6.12万円)、補助金・助成制度
などまで詳しくまとめています。
まずはこのページで兵庫県全体の状況を把握し、お住まいの地域やお子さんの状況に合った居場所を探すための参考にしてください。
【ひかりすまいる編集部】

全国47都道府県・792市町村を対象に、フリースクールや不登校支援制度の情報を調査・掲載しています。
- 対応エリア: 全国47都道府県・792市町村
- 掲載データ: 全国3,526校以上(支援教室・オンライン含む)
- 専門項目: 補助金申請 / 出席扱い制度 / 行政相談 / オンライン学習
各自治体・施設の公式情報をもとに、編集部が内容を確認・整理したうえで掲載しています。
兵庫県内における不登校の現状(2026年)

全国的に、不登校の児童生徒数は年々増加傾向にあります。
この傾向は特定の地域に限ったものではなく、兵庫県においても少しずつ状況が変化しています。
ここでは、行政が公表しているデータをもとに、県内における不登校の推移を整理していきます。
兵庫県の不登校人数の推移(2022年〜2024年度)
兵庫県内でも、不登校児童生徒数は増加傾向が続いており、直近3年間で過去最多水準となっています。
政府統計の総合窓口(e-Stat)に掲載されている、文部科学省提供の最新調査データによると、兵庫県内の小・中・高校における不登校児童生徒数は、令和6年度(2024年度)に14,400人に達しました。

対象:国公私立/年度:2022〜2024年度
(出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(政府統計コード00400304)」より作成(提供:文部科学省))
- 全体の推移: 2022年度から2024年度にかけて、不登校児童生徒数は11,800人から14,400人へと2,600人増加しており、3年間で約22%増加しています。
- 中学生の増加が顕著: 特に中学生の不登校が顕著で、2022年度の6,650人から2024年度には8,580人へと1,930人増加し、全体の増加の約74%を占めています。
- 中学生の不登校数が最も多い傾向: 各年度において中学生の不登校数が全体の約6割を占めており、小学生・高校生と比較して2倍以上の高い数値で推移しています。
兵庫県における不登校児童生徒数は継続的に増加しており、特に中学生の不登校が深刻な状況にあります。
中学生期における効果的な支援体制の構築が重要な課題となっています。
【重要】兵庫県の不登校支援サポート体制(29市)

不登校のお子さんやご家庭を支援するために、兵庫県では行政が中心となっていくつかの取り組みを行っています。
ここでは代表的な公的な支援についてご紹介します。
教育支援センター・県立施設による公的サポート体制
兵庫県では、学校以外にも子どもたちが安心して過ごせる居場所や学びの場が複数用意されています。
県や市町村の教育委員会が設置する教育支援センターでは、学習のサポートや相談対応を中心に、子どもの状況に応じた支援が行われています。
県立の施設としては「兵庫県立但馬やまびこの郷 」と「兵庫県立神出学園 」「兵庫県立山の学校 」「兵庫県立清水が丘学園 」があり、各地域には市町村が運営する適応指導教室も設置されています。
これらの公的施設は基本的に無料で利用できます。
一方、民間が運営するフリースクールは、学習だけでなく体験活動や交流を通じて子どもの成長を支える場として機能しています。
独自の教育方針や多様なプログラムが特徴で、お子さんの個性や興味に合わせた選択ができます。
お子さんの状況や希望に応じて、これらの選択肢から最適な場所を選ぶことができます。
学校を中心とした組織的な不登校対応体制
不登校の未然防止や早期の支援を重視しており、児童生徒の状況に応じた組織的・計画的な対応が進められています。
学校における組織的対応
・不登校対策チームを設置し、管理職や不登校担当教員、SC、SSW等で構成
・学校としての不登校対策支援プランを作成
・不登校の実態や学校環境、地域資源を把握し、年度目標を設定
多様な学びや居場所の確保
・校内別室や校内フリースクールでオンライン授業や自主学習を提供
・安全に交流できる環境づくりやスモールステップでの参加目標設定
・但馬やまびこの郷等の施設で宿泊体験や活動の機会を提供
関係機関との連携
・SSW、SC、教育支援センター、福祉関係機関等と連携し支援策を検討
・保護者へのカウンセリングや相談会の実施
・進路指導や福祉支援を含めた長期的・組織的な支援の実施
教育支援センターの活用
・小中学校訪問や研修、学校とのICT連携による授業支援
・行事参加や考査受入れ、他市町との交流支援
・関係機関との協議会や情報交換会の開催
相談窓口
兵庫県による相談窓口は以下となります。
県教育委員会
不登校の児童生徒やその保護者に対し、学校復帰や生活・学習支援、カウンセリング、自然体験や仲間との活動を通じた自己理解の支援などを行う窓口です。
ひょうごっ子悩み相談センター 電話 0120-0-78310 来所相談 平日9時~17時 0120-0-78310
県立但馬やまびこの郷 電話 0796-22-1188
県立神出学園 電話 078-964-0031
県立山の学校 電話 0790-32-0003
県立特別支援教育センター 電話 078-992-7720
ひょうご学習障害相談室(県立特別支援教育センター内) 電話 078-992-7720
(出典:https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/somu/contents/project/soudan)
家庭教育電話相談
不登校や子どもの発達・家庭教育に関する相談に応じ、保護者に対して育児や教育のアドバイスを行っています。
県立こどもの館 幼児教育センター 電話 079-266-4133
すくすく電話相談室(神戸市教育委員会) 電話 078-371-2415
(出典:https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/somu/contents/project/soudan)
ひょうごユースケアネットほっとらいん相談
不登校やひきこもりなどの青少年に関する相談を電話で受け付け、専門のNPO相談員が家庭や本人への支援方法について助言を行っています。
ひょうごユースケアネットほっとらいん相談 電話 078-977-7555
開設日時 月・火・水・金・土曜 10:00~12:00 13:00~16:00(祝日・年末年始除く)
(出典:https://www2.hyogo-c.ed.jp/hpe/somu/contents/project/soudan)
兵庫県市ごとの不登校支援(29市)
なお、兵庫県では県公式サイトにて、学校外の学びの場として「フリースクール等民間団体」の情報も案内されています。
(出典:https://www2.hyogo-c.ed.jp/weblog2/gimu-bo/)
ただし、県ページの掲載団体は一部に限られています。
本記事では、県公式情報も確認したうえで、各団体の公式サイトや所在地情報を1件ずつ調査し、兵庫県内のフリースクール等を市ごとに整理しています。
※掲載しているフリースクール数は、通学型フリースクールに加え、教育支援センター(適応指導教室)、民間団体、NPO等の「学校以外の学び・居場所」を含めた数です。
自治体や運営形態によって呼称・位置づけが異なるため、本ページでは保護者の方が実際に利用を検討できる支援先を総合的に整理しています。
| 兵庫県一覧 | 不登校支援 |
|---|---|
| 神戸市 | 補助金:なし フリースクール25校 出席扱い:あり >>神戸市不登校詳細はこちら |
| 姫路市 | 補助金:あり フリースクール12校 出席扱い:あり >>姫路市不登校詳細はこちら |
| 西宮市 | 補助金:なし フリースクール18校 出席扱い:あり >>西宮市不登校詳細はこちら |
| 尼崎市 | 補助金:あり フリースクール15校 出席扱い:あり >>尼崎市不登校詳細はこちら |
| 明石市 | 補助金:あり フリースクール12校 出席扱い:あり >>明石市不登校詳細はこちら |
| 加古川市 | 補助金:あり フリースクール9校 出席扱い:実績未確認 >>加古川市不登校詳細はこちら |
| 宝塚市 | 補助金:なし フリースクール5校 出席扱い:あり >>宝塚市不登校詳細はこちら |
| 伊丹市 | 補助金:なし フリースクール4校 出席扱い:あり >>伊丹市不登校詳細はこちら |
| 川西市 | 補助金:なし フリースクール5校 出席扱い:あり >>川西市不登校詳細はこちら |
| 三田市 | 補助金:あり フリースクール4校 出席扱い:実績未確認 >>三田市不登校詳細はこちら |
| 芦屋市 | 補助金:なし フリースクール8校 出席扱い:実績未確認 >>芦屋市不登校詳細はこちら |
| 三木市 | 補助金:あり フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>三木市不登校詳細はこちら |
| 小野市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>小野市不登校詳細はこちら |
| 加西市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>加西市不登校詳細はこちら |
| 加東市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>加東市不登校詳細はこちら |
| 高砂市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>高砂市不登校詳細はこちら |
| 赤穂市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>赤穂市不登校詳細はこちら |
| 相生市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>相生市不登校詳細はこちら |
| たつの市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>たつの市不登校詳細はこちら |
| 洲本市 | 補助金:なし フリースクール4校 出席扱い:実績未確認 >>洲本市不登校詳細はこちら |
| 南あわじ市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>南あわじ市不登校詳細はこちら |
| 淡路市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>淡路市不登校詳細はこちら |
| 西脇市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>西脇市不登校詳細はこちら |
| 丹波市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>丹波市不登校詳細はこちら |
| 丹波篠山市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>丹波篠山市不登校詳細はこちら |
| 宍粟市 | 補助金:なし フリースクール4校 出席扱い:実績未確認 >>宍粟市不登校詳細はこちら |
| 豊岡市 | 補助金:あり フリースクール3校 出席扱い:あり >>豊岡市不登校詳細はこちら |
| 養父市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>養父市不登校詳細はこちら |
| 朝来市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>朝来市不登校詳細はこちら |
※掲載情報は、兵庫県・市町村・各団体の公式発信をもとに確認し、ひかりすまいる編集部にて整理・調査しています。
(最終確認:2026年1月時点)
【市町村別】兵庫県のフリースクール全159校一覧

こちらでは兵庫県内にあるフリースクールを市町村ごとにまとめています。
※校数は、通学型のフリースクールを基準に掲載しています。
神戸市(25校)
- 無料フリースクール みんラーナ
- 放課後教室ママポートエデュクール CSコース
- ラーンネット・グローバルスクール
- フリースクールForLife
- ダルボイ・アカデミー
- 神戸フリースクール
- 旅するがっこうCHEMCHEM
- オルタナティブスクールさとのわ
- くすのき教室
- 神出学園
- 神戸市立湊翔楠中学校分校【みらいポート】
- Re・SCHOOL
- オルタナティブプレイスItoshikI
- 飛鳥未来きずな高等学校 神戸キャンパス
- N中等部 神戸三宮キャンパス
- 八洲学園 中等部 三宮キャンパス
- 第一学院中等部 神戸キャンパス
- イドミィ フリースクール
- トライ式中等部 三宮キャンパス
- 神戸セミナー
- KOBE BIO オルタナティブスクール
- natural K
- まなびもっと
- 森の学校つくも
- 學び舎日新館 LEAF
姫路市(12校)
- フリースクールのら
- セイカ学園中等部フリースクール 姫路校
- まなび舎とまり木姫路
- 播磨西小中等部 姫路校
- Second House
- NPO法人京口スコラ
- ひまわりサロン網干
- トライ式中等部 姫路キャンパス
- 学び舎 魚吹の風
- 教育支援教室「きらぼし」「ふれあい」
- 出張型教育支援教室「すまいる」
- アットスクール 姫路教室
西宮市(18校)
- 西宮サドベリースクール
- あんずぽこ
- みらいのねっこ~キミのイバショ
- 探究スクールThere
- 家庭学習応援施設 My Place
- 特定非営利活動法人ぐらんどすらむスクエア
- 教育支援センター「あすなろ」
- フリースクールとまりぎ
- たねとしずくライブラリー
- ありんこATスクール
- フリースペース IROHA
- つどい場 ダイヤ門戸
- toitoi
- トコトコくらぶ
- VIVAはんにし
- ワーカーズコープ ろばのいえ
- こころサポートひょうご
- ラーンメイト にしのみや教室
尼崎市(15校)
- ぐるりミライスクール
- YUME School 尼崎校
- 創伸館
- 関西家学
- 教育支援室「ほっとすてっぷ」
- 学習支援室「サテライト教室」
- ドリームモンキーズアカデミー
- MIRAIZジュニアコース(プラスイノベーション)
- ぐれいぷハウス
- 学習支援 げんき!
- トライ式中等部 尼崎キャンパス
- さち塾
- オルタナティブスクール ここも
- フリースクール友利
- タイルカフェ
明石市(12校)
- 学研WILL学園明石キャンパス
- トライ式高等学院 西明石キャンパス(中等部)
- フリースクールfeel大久保
- フリースクールりんご
- S-BASE
- オルタナティブスクール I’m
- 「東部もくせい教室」
- 「西部もくせい教室」
- 「朝霧もくせい教室」
- tutti
- あかしフリースペース トロッコ
- あかしフリースペース ここのば
加古川市(9校)
- こどり~む
- 播磨西小中等部(はりませいしょうちゅうとうぶ)
- ドリームモンキーズアカデミー
- オンラインフリースクール choice(チョイス)
- ふりーすてっぷ
- わかば教室
- わかば教室(サテライト教室)
- アタック・ゴー(小集団体験活動)
- トライ式中等部(加古川キャンパス)
宝塚市(5校)
- 教育支援センター Palたからづか・CoCoたからづか
- 楽笑フリースクール
- こもりん広場
- フリースクール・フォレスト
- フリースクール ピアラボ
伊丹市(4校)
- フリースクールみらい
- 楽笑フリースクール伊丹校 不登校サポートコース
- 教育支援センター「やまびこ」
- BASEいたみ
川西市(5校)
- 学びのスペース「セオリア」
- 里山スクール「風」「泉」
- シエルっ子ハウス
- 楽笑フリースクール 川西校
- どんぐりBASE
三田市(4校)
- あすなろ教室
- 学び舎Cozy
- 完全訪問型フリースクール「なすび」
- フリースクール「学び舎 S」
芦屋市(8校)
- クラーク国際中等部 芦屋キャンパス
- 子どもの居場所 ここぷれ
- のびのび学級
- 東京大志学園 芦屋校
- ハッピーニューロン
- 旅する学校CHEMCHEM
- 大人の学び舎 × フリースクール
- パレット
三木市(3校)
- フリースクール S-BASE(エスベース)
- みっきぃルーム
- ずっと笑顔(zuttoegao Earth Family alternative school)
小野市(3校)
- サドベリースクール ゆ~ゆう
- みらぽてLAB(NPO法人みらぽて)
- 教育サポートセンター 適応教室「みらい」
加西市(3校)
- 教育支援センター 「ふれあいホーム」
- 校内フリースクール
- cocorone
加東市(2校)
- 北はりま子ども・若者応援ひろば(どんぐりっ子の森くらぶ)
- SPROUT オルタナティブスクール
高砂市(2校)
- 高砂市教育支援センター のびのび教室・サテライト教室
- tsumugu ~つむぐ~
赤穂市(1校)
- 適応教室「ふれあい教室」
相生市(1校)
- コスモス教室・育成支援室
たつの市(1校)
- mikke
洲本市(4校)
- 洲本市教育支援教室「ぴゅーぱる」
- TERRA子舎
- 子ども第三の居場所 みらいえ
- フリースペース
南あわじ市(2校)
- 適応教室
- 島のゆくりば
淡路市(1校)
- 森の学校おのころ
西脇市(2校)
- はればれ教室
- 西脇てとて広場
丹波市(3校)
- FRSC(ふりすく)たんば
- フリースクール「無量塾」&「たまりば」
- レインボー教室
丹波篠山市(3校)
- まめの木
- パイナップルスクール
- 丹波篠山市適応指導教室 ゆめハウス
宍粟市(4校)
- ひきこもりの居場所 歩歩(ぽぽ)
- F.S.播磨西高等学院 山崎校 小中等部
- 兵庫県立山の学校
- 宍粟市立 教育支援センター さつき学級・サテライト教室
豊岡市(3校)
- フリースクールTOIRO(トイロ)
- ミチル国際学院 フリースクール
- ふれあいルーム(適応教室)
養父市(1校)
- 養父市ほっとステーション kukuna(ククナ)
朝来市(3校)
- 但馬やまびこの郷
- こども教育支援センター すまいるルーム
- 生野学園
兵庫県内には159校のフリースクール・支援教室がある
兵庫県では、県内全体で159校ものフリースクールや教育支援教室が運営されており、地域によって学校数に大きな差があるのが特徴です。(ひかりすまいる編集部調べ)
神戸市や西宮市など都市部には多くのフリースクールが集まる一方、赤穂市や相生市、たつの市などでは1校のみの運営にとどまっています。
また、近年はオンライン対応のフリースクールも増えており、自宅からでも支援を受けられる環境が整いつつあります。
フリースクールの数は神戸市に集中している
市町村別では神戸市が25校と最多で、次いで西宮市18校、尼崎市15校、姫路市と明石市がそれぞれ12校となっています。
一方、赤穂市・相生市・たつの市・淡路市・養父市は1校のみの運営となっており、地域による差は明確です。
都市部では選択肢が豊富で多様なプログラムを利用できますが、地方の小規模市町村では支援機会が限られています。
地域差を補うオンラインフリースクールという選択肢
地方や学校数の少ない地域でも、オンラインフリースクールや遠隔での教育支援を活用することで、住んでいる場所に関係なく学習や居場所支援を受けることが可能です。
これにより、都市部に集中するフリースクールの利点を、県内全域の子どもたちが享受できるようになっています。
地域差を補う手段として、オンライン学習やオンライン相談の利用が今後ますます重要になるでしょう。

兵庫県のフリースクール費用相場と助成金・補助金制度

こちらでは、兵庫県内のフリースクールの費用相場と補助金などの制度についてまとめています。
兵庫県内フリースクールの費用相場
兵庫県内のフリースクールは、運営形態(民間・NPO・公立)によって費用が大きく異なります。
| 区分 | 授業料 (目安) |
|---|---|
| 民間・学校法人系 | 8,000円 〜 61,200円 |
| NPO・ボランティア団体 | 2,000円 〜 25,000円前後 |
| 行政(適応指導教室など) | 無料 |
1. 民間企業・学校法人系(学習サポート重視)
月額の目安: 8,000円 〜 61,200円前後
月額8,000円から61,200円までの費用幅が確認されています。
通う日数やコース内容によって費用が変動します。
2. NPO・ボランティア団体系(居場所・交流重視)
2,000円 〜 25,000円前後
地域支援や非営利団体によって運営され、比較的費用を抑えた形で提供されているケースが見られます。
3. 行政・公的機関(適応指導教室など)
月額の目安: 無料
兵庫県内の自治体が運営する支援スペースです。
利用にあたっては、在籍校との連携や一定の条件が設けられている場合があります。
兵庫県内の補助金一覧【2026年最新】
現時点では、兵庫県全体としてフリースクール利用料を一律に補助する制度はなく、多くの市町村では助成制度が設けられていないのが実情です。
一方で、姫路市・尼崎市・明石市・加古川市・三田市・三木市・豊岡市では、条件を満たす場合にフリースクールの利用料に対する補助制度が用意されており、月額10,000円を上限とした補助や、利用料の1/2を補助する仕組みが見られます。
このように、兵庫県内では市町村ごとに対応が分かれており、限られた自治体でのみ利用料負担を軽減する支援が行われているのが現状です。
| 市区町村名 | 補助金・助成制度の有無 |
|---|---|
| 神戸市 | なし |
| 姫路市 | 利用料の1/2の補助 月額10,000円(上限) |
| 西宮市 | なし |
| 尼崎市 | 利用料の補助 月額10,000円(上限) |
| 明石市 | 利用料の1/2の補助 月額10,000円(上限) |
| 加古川市 | 利用料の1/2の補助 月額10,000円(上限) |
| 宝塚市 | なし |
| 伊丹市 | なし |
| 川西市 | なし |
| 三田市 | 利用料の補助 月額10,000円(上限) |
| 芦屋市 | なし |
| 三木市 | 利用料の1/2の補助 月額10,000円(上限) |
| 小野市 | なし |
| 加西市 | なし |
| 加東市 | なし |
| 高砂市 | なし |
| 赤穂市 | なし |
| 相生市 | なし |
| たつの市 | なし |
| 洲本市 | なし |
| 南あわじ市 | なし |
| 淡路市 | なし |
| 西脇市 | なし |
| 丹波市 | なし |
| 丹波篠山市 | なし |
| 宍粟市 | なし |
| 豊岡市 | 利用料の1/2の補助 月額10,000円(上限) |
| 養父市 | なし |
| 朝来市 | なし |
※補助金・助成制度は年度途中で新設・変更・終了する場合があります。最新情報は必ず各自治体の公式サイトまたは担当窓口でご確認ください。
姫路市
対象:姫路市内に住所があり、市立小中学校または義務教育学校に在籍する不登校児童生徒の保護者で、フリースクール等利用料を支払っている方
(年間30日以上欠席、病気や経済的理由を除く)
助成額:利用料の2分の1(消費税等を除く)、上限1か月1万円/児童生徒。
申請時期:第1期:4月1日~8月31日(利用分:4月1日~9月30日)
第2期:10月1日~2月28日(利用分:10月1日~翌年3月31日)
必要書類:補助金交付申請書、フリースクール等の契約内容等がわかる書類(契約書やパンフレット等)、その他市長が必要と認める書類
問合せ:姫路市教育委員会(079-221-2771)
尼崎市
対象:対象となる不登校児童生徒が、尼崎市内に居住している(他にも条件あり)
助成額:月額10,000円(上限)
申請時期:1年間(4期)
必要書類:フリースクール等利用支援補助金交付申請書兼請求書、利用実績報告書
フリースクール等の利用に関する契約内容等が分かるもの、
利用料の支払い状況が分かるもの
問合せ:こども青少年局 こども青少年部 こども青少年課(06-6423-9996)
明石市
対象:フリースクールなどの民間施設に子どもを通わせて利用料を支払っている、不登校の小・中学生の保護者
助成額:利用料の2分の1を助成、月額10,000円(上限)
申請時期:・上半期(4月1日~9月30日までに利用した分) → 10月1日~10月31日に申請
・下半期(10月1日~3月31日までに利用した分) → 4月1日~4月20日に申請
必要書類・利用助成金請求書(様式第5号)
・利用確認書兼助成金対象経費実績報告書(様式第6号)
※この書類は、利用している認定施設に作成を依頼します。
・債権者登録申請書(初回のみ提出)
問合せ:明石市教育委員会(078-918-5096)
加古川市
対象:加古川市在住で、市立の小中学校などに在籍し、不登校で出席扱いの認定を受けている児童生徒。
助成額:月額10.000円(上限)※1人1か月あたり、利用料の半額(1,000円未満切り捨て)
必要書類:交付申請書(様式1号)、市税確認承諾書、実績報告書(様式3号)、補助金請求書(様式5号)
問合せ:加古川市教育相談センター(079-421-5484)
三田市
対象:不登校児童生徒に係るフリースクール等の利用料を負担する保護者
助成額:月額10,000円(上限)
申請時期:三田市ホームページにて申請期限記載
必要書類:申請書、在籍証明書、領収書等
問合せ:子ども・未来部 子ども育成課 青少年育成センター(079-559-5117)
三木市
対象:三木市在住で、過去1年に30日以上登校していない小中学生を持ち、出席扱いの認定を受けている保護者が対象
助成額:フリースクール利用料の半額。月額10,000円(上限)
申請時期:前期(4〜9月利用分)と後期(10〜3月利用分)に分かれ、期間内に申請・実績報告・請求書を順に提出する必要がある。
必要書類:申請書、利用内容が分かる資料、実績報告書と領収書、請求書と通帳の写し
問合せ:三木市教育委員会 学校教育課(0794-82-2000)
豊岡市
対象:豊岡市立小・中・義務教育学校に在籍し市内に住所があり、過去1年間におおむね30日以上欠席し、月1回以上フリースクール等に通所している児童生徒の保護者で、学校への情報提供に同意し、他の同種補助を受けていない方
助成額:フリースクール等の授業料の2分の1で、月額上限は1万円
必要書類:様式第1号および様式第2号の申請書類
問合せ:豊岡市教育委員会(0796-23-1451)
今後の展開について
近年、全国的にフリースクールへの公的支援を導入する自治体が増加しており、文部科学省も不登校児童生徒に対する多様な学びの場の確保を重視しています。
その流れを受け、各自治体では支援体制の整備が徐々に進められています。
兵庫県内では、フリースクール利用に対する補助金・助成制度を導入する市町村が少しずつ増えてきており、以前に比べると支援を受けられるエリアが広がりつつあります。
現時点では自治体ごとに制度の有無や内容に差はありますが、先行して制度を整備した市の取り組みが参考事例となり、今後さらに支援制度が拡充されていくことが期待されます。

兵庫県における「出席扱い」の基準と手続き

「不登校児童生徒を支援する民間施設に関するガイドライン」では、条件を満たせば出席扱いにできると示されています。
つまり、民間施設での活動も、学校が認めれば出席になることがあります。
出席扱いが考えられる民間施設の条件
- 義務教育を前提にした支援をしていること
- 子どもの社会的な自立を目指していること
- 学校に戻りたいときに、スムーズに復帰できる支援があること
自宅でICTを使って学ぶ場合も、条件を満たせば出席扱いにできるとされています。
保護者と学校が連携し、計画的な学習であることや、対面での指導が行われることなどが要件とされています。
出席扱いにするかどうかを判断するのは、在籍している学校の校長です。認定後も、学校と施設、保護者が定期的に連携するとされています。
(出典:https://www.hyogo-c.ed.jp/~gimu-bo/10futoukou/pdf/02_minkanguideline.pdf)
出席扱いまでの流れ
実際の手続きは自治体や学校によって異なりますが、一般的には次のような流れで進むことが多いとされています。
- 担任の先生に相談・校内での検討
- 必要書類の提出・共有
- 校長による最終判断
※出席扱いの判断は一律ではなく「必ず認められる制度」ではありません。学校との丁寧な情報共有と、段階的な相談が重要になります。
出席扱いの実績は多くの市で確認されている
補助金制度は未整備ですが、フリースクールへの通学を学校の出席として認める「出席扱い」の実績は、神戸市、姫路市、西宮市、尼崎市、明石市で確認されています。
これは文部科学省のガイドラインに基づくもので、保護者と学校が連携することで実現可能です。
出席扱いになることで、子どもの学習意欲の維持や進学時の配慮につながるため、経済的支援とは別の形での支援体制が一部で機能していると言えます。
兵庫県内で出席扱い実績のあるフリースクール・家庭学習
兵庫県内で出席扱い実績のあるフリースクール
トライ式中等部(尼崎、西宮、宝塚、神戸、明石、加古川、姫路)
くすのき教室(神戸市)
ありんこATスクール(西宮市)
学習支援 げんき!(尼崎市)
(※一部のみ記載しています)
出席扱い実績のあるオンラインフリースクール・教材
不登校のお子様向けに「完全1対1個別指導」キズキ共育塾
不登校専門オンライン個別指導「ティントル」
無学年式オンライン教材「すらら」
※掲載しているスクール以外でも、出席扱いとなる場合があります。
詳しくは各スクールへ直接お問い合わせください。

兵庫県でお子さんに合った居場所を選ぶ3つのポイント

フリースクールや学びの場を選ぶとき、「どこを見て決めればいいの?」と迷われる保護者の方は少なくありません。
兵庫県内には159校のフリースクールがありますが、それぞれに特徴があり、お子さんの状況や家庭の事情によって「合う・合わない」があります。
ここでは、兵庫県で居場所を選ぶ際に特に重視したい3つのポイントをご紹介します。
①2〜3校を見学・体験してから決める
フリースクール選びで大切なのは、お子さん自身が「行きたい」と思える場所を見つけることです。
可能であれば2〜3校(オンラインも含む)を見学・体験し、実際の雰囲気や相性を比べてみましょう。
いくつかの選択肢を知ったうえで親子で納得して決めることが、安心して続けるための土台になります。
なぜ複数校の体験が必要なのか?
1校だけでは比較ができない
- 「ここしかない」と思い込んでしまいがち
- 他の選択肢を知らないまま決めてしまうリスク
お子さんの「本当に合う場所」が見えてくる
- A校では緊張していたけど、B校ではリラックスできた
- C校のプログラムの方が自分の興味に合っていた
- スタッフとの相性は実際に会わないとわからない
親子で納得して選べる
- 「ちゃんと比較して選んだ」という安心感
- 通い始めてから「やっぱり違った」を防げる
ひかりすまいるアドバイザー相性のいい先生と出会える可能性が上がります。
②通学距離とオンライン対応の有無
兵庫県は神戸・阪神間の都市部から播磨、但馬、淡路島まで広がっており、地域によって通学環境に大きな差があります。
都市部は交通網が整っている一方、北部や島しょ部では移動時間が長くなりやすく、公共交通の本数も限られる場合があります。
こうした地域差を踏まえ、無理のない通学距離かどうかを現実的に見極めることが大切です。
確認すべきこと
自宅からの距離と所要時間
阪神間へ通うのか、播磨・但馬・淡路島からの移動になるのかで所要時間は大きく変わります。
電車やバスの本数、最終便の時間、送迎の現実性まで具体的に確認しましょう。
通学頻度の柔軟性
週1〜2日から通えるか、悪天候時の欠席に柔軟に対応してもらえるかを確認しましょう。
オンライン対応の有無
対面とオンラインを併用できるスクールであれば、遠距離通学が難しい日でも学習を継続できます。
完全オンライン型のフリースクールも視野に入れることで、居住地に左右されず支援を受けることが可能です。
③費用と補助金の利用可否
フリースクールの月謝は施設によって大きく異なり、月2,000円程度から6万円台まで幅があります。
継続して通うためには、無理のない費用設定であることが不可欠です。
確認すべきこと
月謝の内訳
入学金、月謝、教材費、施設利用費、イベント参加費など、何にいくらかかるのかを明確にしましょう。
無料または低額の選択肢
兵庫県内には、各市町村が運営する教育支援センター(適応指導教室)があり、これらは基本的に無料で利用できます。
- 姫路市 教育支援教室「きらぼし」「ふれあい」
- 西宮市 教育支援センター「あすなろ」
- 宝塚市 教育支援センター Palたからづか・CoCoたからづか
- 伊丹市 教育支援センター「やまびこ」
- 高砂市 教育支援センター のびのび教室
- 丹波篠山市 適応指導教室 ゆめハウス
- 宍粟市立 教育支援センター さつき学級
など
補助金・助成制度の有無
現在、兵庫県内では姫路市、尼崎市、明石市、加古川市、三田市、三木市、豊岡市が、条件を満たす場合に利用料の補助制度を設けています。
お住まいの自治体に制度がない場合でも、今後新設される可能性があるため、教育委員会に問い合わせてみる価値はあります。
※補助制度は年度ごとに変更される場合があるため、必ず最新情報をご確認ください。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんが安心して過ごせる環境かどうか、スタッフとの相性、プログラムの内容などを総合的に見て判断することが大切です。

兵庫県の不登校・フリースクールに関する疑問を解決

こちらでは、兵庫県にお住まいでフリースクールや不登校支援を検討されている方のよくある質問をまとめています。
まとめ|兵庫県の不登校支援、まずは地域の情報を知ることから

最後にこの記事を振り返りましょう。
こちらの記事では、
- 兵庫県全体の不登校支援の特徴と市町村別の詳細ページへの案内
- フリースクールの数や地域ごとの傾向
- 相談窓口・出席扱いの実績について
- 費用の目安、補助金・助成制度
について詳しくご紹介しました。
兵庫県には、教育支援センターやフリースクールなど、学校以外にも子どもを支える選択肢があります。
地域によって支援の形や使える制度が異なるため、まずはお住まいの地域の詳細ページを確認してみてください。
気になる支援先や相談窓口があれば、無理のない範囲で問い合わせてみることが、お子さんに合った環境を見つける第一歩になります。

