「神奈川県内にフリースクールはどれくらいあるの?」
「住んでいる市に通える場所はある?」
「月謝や補助金、出席扱いはどうなるの?」
そんな不安を感じている保護者の方も少なくありません。
神奈川県では、不登校支援やフリースクールの状況が市町村ごとに大きく異なります。
横浜市にはフリースクールや支援教室が37校と集中していますが、県西・三浦半島エリアの一部では1〜2校のみと、選択肢が限られている地域もあります。
利用料への補助金制度があるのは、現時点では相模原市・鎌倉市・海老名市・横須賀市となっています。
このページでは、神奈川県内で確認できているフリースクール130校の情報をもとに、
- 神奈川県全体の不登校支援の特徴と市町村別の詳細ページへの案内
- フリースクールの数や地域ごとの傾向
- 相談窓口・出席扱いの実績について
- 費用の目安(月5百円〜6.6万円)、補助金・助成制度
などまで詳しくまとめています。
まずはこのページで神奈川県全体の状況を把握し、お住まいの地域やお子さんの状況に合った居場所を探すための参考にしてください。
【ひかりすまいる編集部】

全国47都道府県・792市町村を対象に、フリースクールや不登校支援制度の情報を調査・掲載しています。
- 対応エリア: 全国47都道府県・792市町村
- 掲載データ: 全国3,526校以上(支援教室・オンライン含む)
- 専門項目: 補助金申請 / 出席扱い制度 / 行政相談 / オンライン学習
各自治体・施設の公式情報をもとに、編集部が内容を確認・整理したうえで掲載しています。
神奈川県内における不登校の現状(2026年)

全国的に、不登校の児童生徒数は年々増加傾向にあります。
この傾向は特定の地域に限ったものではなく、神奈川県においても少しずつ状況が変化しています。
ここでは、行政が公表しているデータをもとに、県内における不登校の推移を整理していきます。
神奈川県の不登校人数の推移(2022年〜2024年度)
神奈川県内でも、不登校児童生徒数は増加傾向が続いており、直近3年間で過去最多水準となっています。
政府統計の総合窓口(e-Stat)に掲載されている、文部科学省提供の最新調査データによると、神奈川県内の小・中・高校における不登校児童生徒数は、令和6年度(2024年度)に23,100人に達しました。

対象:国公私立/年度:2022〜2024年度
(出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(政府統計コード00400304)」より作成(提供:文部科学省))
- 全体として増加傾向が継続: 2022年度から2024年度にかけて、不登校児童生徒数は18,900人から23,100人へと4,200人増加しています。
- 中学生の増加数が最大: 中学生の不登校数は10,800人から14,100人へと3,300人増加し、全体の約61%を占めています。
- 小学生の増加率が最も高い: 小学生の不登校は4,150人から5,450人へと1,300人増加し、低年齢化が進行しています。
神奈川県における不登校児童生徒数は3年間で4,200人増加しており、中学生が全体の6割を占め増加数も最大である一方、小学生の増加率が最も高く、不登校の低年齢化が進んでいる傾向が確認できます。
【重要】神奈川県の不登校支援サポート体制(19市)

不登校のお子さんやご家庭を支援するために、神奈川県では行政が中心となっていくつかの取り組みを行っています。
ここでは代表的な公的な支援についてご紹介します。
不登校支援センター「きんたろうキャンプ」
神奈川県では、学校以外にも子どもたちが安心して過ごせる居場所や学びの場が複数用意されています。
不登校対策自然体験活動事業の一つとして、神奈川県立足柄ふれあいの村において、個人向けの一般公募型プログラム「きんたろうキャンプ」を実施しています。
不登校または不登校傾向にある小・中学生とその保護者を対象とした体験活動が位置づけられています。
センターの概要
- 運営主体:県立足柄ふれあいの村
- 事業区分:不登校対策自然体験活動事業
- プログラム名:きんたろうキャンプ
- 対象:不登校または不登校気味の小・中学生とその保護者
- 参加形態:親子参加、子どものみ参加
- 実施形態:日帰りから最長4泊5日までの宿泊型プログラム
センターでの過ごし方
このセンターでは、親子デイキャンプ、親子キャンプ、児童・生徒のみを対象とした複数日程のキャンプが実施されています。
自然体験活動やグループでの活動を行うほか、キャンプ期間中は専属スタッフが企画・運営・指導を担当し、ボランティアや外部講師、臨床心理士が活動に同行する体制が取られています。
また、親子を対象とした事業では、保護者向けの交流の場として「きんたろうカフェ」が実施されています。
早期発見・早期対応のための体制
不登校の未然防止や早期の支援を重視した取組が示されています。
子どもを中心とした支援
不登校対策の基本として「子どもを中心とした支援」を位置づけています。
児童・生徒一人ひとりの状況に応じ、子ども、保護者、家庭を一つの単位として捉えた支援が示されています。
未然防止の取組
不登校対策の重要な視点として未然防止が示されています。
すべての児童・生徒を対象とし、日常的な学校生活の中で気になる変化を把握し、早期に対応する取組が行われています。
教職員の気づきと日常的なかかわり
県の取組として、教職員が児童・生徒の変化に気づくことが重視されています。
日常的なかかわりを通じて、欠席や体調、行動の変化などを把握することが位置づけられています。
早期発見・早期対応と連携
早期発見・早期対応のため、校内での情報共有や小中学校間の連携、関係機関と協力したチーム支援が実施されています。
かかわりを継続する支援
欠席が続く児童・生徒に対しても、状況に応じた支援を継続することが取組の一つとして整理されています。
相談窓口
神奈川県による相談窓口は以下となります。
神奈川県立総合教育センター
神奈川県立総合教育センターは、不登校や発達、学校生活に関する相談を、子ども・保護者・学校から専門的に受け付けています。
電話・来所・メールなど複数の方法で教育相談を実施しています。
総合教育相談:0466-81-0185
不登校ほっとライン(年末年始を除く):0466-81-0185
24時間 子どもSOSダイヤル:0120-0-78310
Eメール相談:https://edu-ctr.pen-kanagawa.ed.jp/Counseling/
(出典:https://www.pen-kanagawa.ed.jp/edu-ctr/sodan/denwa.html)
神奈川県市ごとの不登校支援(19市)
なお、神奈川県では県公式サイトにて、不登校の学びの場として「フリースクール等民間団体」の情報も案内されています。
(出典:https://www.pref.kanagawa.jp/docs/v3p/hutoukou/huri-suku-ru.html)
ただし、県ページの掲載団体は一部に限られています。
本記事では、県公式情報も確認したうえで、各団体の公式サイトや所在地情報を1件ずつ調査し、神奈川県内のフリースクール等を市ごとに整理しています。
※掲載しているフリースクール数は、通学型フリースクールに加え、教育支援センター(適応指導教室)、民間団体、NPO等の「学校以外の学び・居場所」を含めた数です。
自治体や運営形態によって呼称・位置づけが異なるため、本ページでは保護者の方が実際に利用を検討できる支援先を総合的に整理しています。
| 神奈川県一覧 | 不登校支援 |
|---|---|
| 横浜市 | 補助金:なし フリースクール37校 出席扱い:あり >>横浜市不登校詳細はこちら |
| 川崎市 | 補助金:なし フリースクール13校 出席扱い:あり >>川崎市不登校詳細はこちら |
| 相模原市 | 補助金:あり フリースクール6校 出席扱い:あり >>相模原市不登校詳細はこちら |
| 藤沢市 | 補助金:なし フリースクール12校 出席扱い:あり >>藤沢市不登校詳細はこちら |
| 横須賀市 | 補助金:あり フリースクール7校 出席扱い:実績未確認 >>横須賀市不登校詳細はこちら |
| 平塚市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>平塚市不登校詳細はこちら |
| 茅ヶ崎市 | 補助金:なし フリースクール4校 出席扱い:実績未確認 >>茅ヶ崎市不登校詳細はこちら |
| 鎌倉市 | 補助金:あり フリースクール8校 出席扱い:実績未確認 >>鎌倉市不登校詳細はこちら |
| 逗子市 | 補助金:なし フリースクール4校 出席扱い:実績未確認 >>逗子市不登校詳細はこちら |
| 三浦市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>三浦市不登校詳細はこちら |
| 大和市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>大和市不登校詳細はこちら |
| 海老名市 | 補助金:あり フリースクール4校 出席扱い:実績未確認 >>海老名市不登校詳細はこちら |
| 座間市 | 補助金:なし フリースクール5校 出席扱い:あり >>座間市不登校詳細はこちら |
| 綾瀬市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>綾瀬市不登校詳細はこちら |
| 厚木市 | 補助金:なし フリースクール6校 出席扱い:実績未確認 >>厚木市不登校詳細はこちら |
| 伊勢原市 | 補助金:なし フリースクール4校 出席扱い:実績未確認 >>伊勢原市不登校詳細はこちら |
| 秦野市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>秦野市不登校詳細はこちら |
| 小田原市 | 補助金:なし フリースクール9校 出席扱い:あり >>小田原市不登校詳細はこちら |
| 南足柄市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>南足柄市不登校詳細はこちら |
※掲載情報は、神奈川県・市町村・各団体の公式発信をもとに確認し、ひかりすまいる編集部にて整理・調査しています。
(最終確認:2026年1月時点)
【市町村別】神奈川県のフリースクール全130校一覧

こちらでは神奈川県内にあるフリースクールを市町村ごとにまとめています。
※校数は、通学型のフリースクールを基準に掲載しています。
横浜市(37校)
- 学研WILL学園 横浜キャンパス
- NIJINアカデミー
- 横浜みどりの学校ひまわり
- フリースクール横浜港南台
- 横浜いちばんぼし
- 星槎フリースクール横浜かもい
- 楠の木学園
- REO 横浜校
- ルネ中等部 横浜校
- クラーク国際中等部 横浜キャンパス
- COSMIC Academy(コズミックアカデミー)
- 星槎学園 北斗校
- COMET コメットセミナー
- おっちー塾
- フリースクールみらいプラス 学習塾みらい
- あかつき指導会 フリースクールコース
- NPO法人教育支援協会南関東「ハートフルみなみ」
- フレンドリースペース金沢
- 認定NPO法人 コロンブスアカデミー
- NPO法人 教育★ステーション
- NPO法人 横浜シュタイナー学園
- 特定非営利活動法人 のあインターナショナルスクール
- NPO法人 アーモンドコミュニティネットワーク(ACN)
- NPO法人 ABCジャパン
- キッカケ学園(中等部・高等部)
- レクタス・フリースクール(RECTUS-FREE SCHOOL)
- SOW
- NPO法人 子どもと共に歩むフリースペースたんぽぽ
- フリースクール 閑話休題
- アートフリースクール横浜校
- 八洲学園中等部 横浜分校
- セレンディップ高等学院 横浜磯子LS
- アララギ学院
- 東京大志学園 横浜校
- 全国フリースクールRise横浜校
- 明蓬館高等学校
- LITALICOジュニア パーソナル 横浜教室
川崎市(13校)
- ゆうゆう広場
- NIJINアカデミー
- 小さなおうちの学校
- NPO法人 フリースペースたまりば
- にじのはし(NPO法人レインボースクールかわさき)
- フリースクール YUME school 川崎ラ チッタデッラ校
- イーキュースクール
- NPO法人 教育活動総合サポートセンター
- フリースペースえん(子ども夢パーク)
- こどもサポート宮ノ下
- 学びのサポートルーム ludo*ルード
- STEP&GO!
- Star Answer
相模原市(6校)
- フリースクール鈴蘭学園
- 家庭塾のミライ
- NPO法人 太陽の村
- フリースクール@ぐらんでぃーる
- TOS高等学院中等部フリースクール
- フリースクール とっぷ
藤沢市(12校)
- 学研WILL学園 湘南キャンパス
- YUME School 藤沢湘南台校
- 湘南ベースレインボー
- まなぶばTREK
- 湘南ホクレア学園
- AOiスクール
- 特定非営利活動法人湘南国際アカデミー フリースクール
- 自由創造ラボたんぽぽ
- 優タウン(YU-TOWN)
- 湘南ベースグリーン(SHONAN BASE GREEN)
- 森の仔じゆうがっこう
- 湘南国際サポートセンター
横須賀市(7校)
- Miraie
- 神南FS(フリースクール)
- いろどり
- アンガージュマン・よこすか
- 湘南国際学院
- こどもの夢
- よこすか地域未来塾(NPO法人ひまわり主催)
平塚市(3校)
- T&M education services
- フリースペースいろえんぴつ
- 教育支援室「くすのき」
茅ヶ崎市(4校)
- HSC・不登校のための居場所つむぐ
- まなぶばTREK
- 湘南サドベリースクール
- あすなろ教室
鎌倉市(8校)
- 鎌倉市立由比ガ浜中学校
- 校内フリースペース
- かまくらULTLAプログラム
- ロートこどもみらい財団 オンラインプログラム
- 教育支援教室ひだまり
- フリースクールSeeds
- FAB CONNECT
- フリースクールLargo
逗子市(4校)
- 逗子オルタナティブスクール FRASCO
- フリースクール cas!ca
- STEAM教育×サドベリースクール「umi」
- 教育支援センター「なぎさ」
三浦市(2校)
- 湘南国際学院 三浦校
- 文化塾&フリースクール
大和市(1校)
- まほろば教室
海老名市(4校)
- IDEAコミュニティカレッジ
- フリースクール plaisir(プレジール)
- フリースクール SACHI station
- 教育支援教室「びなるーむ」
座間市(5校)
- 東京ウエストインターナショナルスクール座間校
- 日本サマーヒル・アカデミー
- IDEAコミュニティースクール
- ミナクルあすなろの家
- 教育支援教室「つばさ」
綾瀬市(1校)
- ルピナス教室
厚木市(6校)
- 家族塾のミライ
- やおき塾
- 星槎国際厚木
- かがやき
- トライ式高等学校
- クラーク国際中等部 厚木キャンパス
伊勢原市(4校)
- いせはらフリースクール 風の谷
- 教育支援教室「やまどり」
- ことばの教室
- まなびの教室
秦野市(2校)
- いずみ
- こだぬき会 はだの森の自然学園
小田原市(9校)
- かくれんぼ村〜ジュニアスクール〜
- せいさフリースクール おだわら
- 教育相談指導学級 しろやま教室・マロニエ教室
- 小田原寺子屋スクールII
- 中学校通級指導教室
- コミュニケーションの教室フレンド
- 子どもたちの居場所 ディスカバリー
- はじめ塾
- ゆりゆりルーム
南足柄市(2校)
- 南足柄市教育支援センター「やすらぎ」
- くだかけ会
神奈川県内には130校のフリースクール・支援教室がある
神奈川県では、都市部を中心に多くのフリースクールや支援教室が整備されており、合計で130校が利用可能です。(ひかりすまいる編集部調べ)
横浜市をはじめ川崎市や藤沢市などでは多彩な支援プログラムが提供されていますが、地方や小規模市町では選択肢が限られる傾向があります。
オンラインでの学習や支援も広がっており、地域に関わらずフレキシブルに利用できる環境が整いつつあります。
フリースクールの数は横浜市に集中している
市町村別では横浜市が最多の37校で、次いで川崎市13校、藤沢市12校、平塚市3校や茅ヶ崎市4校、鎌倉市8校と続きます。
一方、綾瀬市・三浦市・南足柄市は1~2校のみで、都市部と地方で大きな差が見られます。
都市部では多彩なプログラムを選べますが、地方では選択肢が限られる状況です。
都市部と同様の学習機会を広げるオンライン支援
オンライン支援を活用することで、地方に住む子どもたちも都市部と同じように多彩なプログラムを受けられるようになっています。
遠方でも参加できる学習や相談の機会が増えており、地域差による不利を減らす工夫が進んでいます。

神奈川県のフリースクール費用相場と助成金・補助金制度

こちらでは、神奈川県内のフリースクールの費用相場と補助金などの制度についてまとめています。
神奈川県内フリースクールの費用相場
神奈川県内のフリースクールは、運営形態(民間・NPO・公立)によって費用が大きく異なります。
| 区分 | 授業料 (目安) |
|---|---|
| 民間・学校法人系 | 500円 〜 66,000円 |
| NPO・ボランティア団体 | 5,000円~34,000円前後 |
| 行政(適応指導教室など) | 無料 |
1. 民間企業・学校法人系(学習サポート重視)
月額の目安: 500円 〜 66,000円前後
通う日数やコース内容によって費用が変動します。
2. NPO・ボランティア団体系(居場所・交流重視)
5,000円~34,000円前後
地域支援や非営利団体によって運営され、比較的費用を抑えた形で提供されているケースが見られます。
3. 行政・公的機関(適応指導教室など)
月額の目安: 無料
神奈川県内の自治体が運営する支援スペースです。
利用にあたっては、在籍校との連携や一定の条件が設けられている場合があります。
神奈川県内の補助金一覧【2026年最新】
神奈川県におけるフリースクールの利用料負担をサポートする助成金制度を一覧にまとめました。
現時点では、神奈川県全体としてフリースクール利用料を一律に補助する制度はなく、多くの市町村では助成制度が設けられていないのが実情です。
一方で、条件を満たす場合に利用料の一部を補助する制度を設けている市もあります。
例えば、相模原市では月額20,000円を上限とする補助、鎌倉市では利用料の3分の1(上限月額10,000円)、海老名市では授業料の2分の1(上限月額15,000円)といった制度が設けられています。
また、横須賀市でも利用料補助制度が確認されています。
フリースクールは、学校に通いづらい子どもにとって重要な学びの場・居場所の一つですが、利用には費用がかかります。
神奈川県内では一部自治体で補助制度が整備されているものの全域的な制度はなく、居住地によって支援内容が異なる状況にあるといえます。
相模原市
対象:市内在住で市登録フリースクールに通う小中学生の保護者等
助成額:フリースクールに月ごとに支払う利用料
上限2万円(入学費、施設整備費、交通費等は除く)
申請時期:上半期(4月1日~9月30日利用分)は、10月1日~11月15日
下半期(10月1日~3月31日利用分)は、3月1日~3月31日
問合せ:相模原市教育相談課(042-769-8285)
横須賀市
対象:横須賀市内在住の就学援助費受給世帯の児童・生徒(小学生から中学生)で、病気や芸能活動等の理由以外で小・中学校を30日以上休んでいるお子さん
助成内容:指定のフリースクールを無料(週3回、2時間/程度)で利用可能(支援内容を超えての利用を希望する場合の費用は自己負担)
必要書類:就学援助決定通知書等の写しなど
問合せ:民生局福祉こども部生活支援課 (046-822-8070)
鎌倉市
対象:鎌倉市内に在住する認定施設(フリースクール等)に通う児童生徒(小学生・中学生・高校生)の保護者
助成額:上限10,000円(月ごとの利用料等の3分の1の額)
申請時期:各年度の最初の利用日(利用料が発生する体験入所等含む)が属する月の翌月末日までに申請書を提出
必要書類:申請書、在籍証明書、領収書等
問合せ:鎌倉市こどもみらい部青少年課(0467-61-3886)
海老名市
対象:①市内在住で、概ね30日以上在籍学校に登校しておらず、フリースクールを利用している児童生徒の保護者
②フリースクールの利用回数が、週1日以上であること
③フリースクールでの児童生徒の様子等に関する、情報提供を承認すること
※他の制度により対象経費の補助を受けている方は、対象となりません。
助成額:フリースクール授業料の1/2(上限金額15,000円/月)※100円未満切り捨て
申請時期:フリースクールの利用開始から30日以内
必要書類:①海老名市フリースクール利用児童生徒支援補助金交付申請書(第1号様式)
②フリースクールを利用していることが確認できる書類(入会証、予定表等)
③フリースクールの活動実態が確認できる書類(パンフレット等)
④フリースクールの月額授業料が確認できる書類(パンフレット等)
今後の展開について
近年、全国的にフリースクールへの公的支援を導入する自治体が増加しており、文部科学省も不登校児童生徒に対する多様な学びの場の確保を重視しています。
その流れを受け、各自治体では支援体制の整備が徐々に進められています。
神奈川県内では、フリースクール利用に対する補助金・助成制度を導入する市町村が少しずつ増えてきており、以前に比べると支援を受けられるエリアが広がりつつあります。
現時点では自治体ごとに制度の有無や内容に差はありますが、先行して制度を整備した市の取り組みが参考事例となり、今後さらに支援制度が拡充されていくことが期待されます。

神奈川県における「出席扱い」の基準と手続き

「令和2年度以降、県内の不登校の児童・生徒の状況」について、神奈川県の学校向け資料に書かれています。
フリースクール等で相談や指導を受ける子どもの増加が示されています。
学校の外で学ぶ子どもは増えています。出席として扱われる人数は、大きくは増えていません。
- フリースクール等で相談や指導を受ける子どもが増えている
- 令和2年度から令和4年度で約37%増えている
- 出席扱いとなった人数は1,600人程度で横ばい
神奈川県は、学校外での学びが子どもの励みになると考えています。
学校とフリースクール等の連携を大切にしています。
出席扱いにするかは、校長が判断します。保護者と学校の連携や、施設での学びの様子を確認します。
(出典:https://www.pref.kanagawa.jp/documents/4610/r6_5_shussekiatukai_kyoushokuinn.pdf)
出席扱いまでの流れ
実際の手続きは自治体や学校によって異なりますが、一般的には次のような流れで進むことが多いとされています。
- 担任の先生に相談・校内での検討
- 必要書類の提出・共有
- 校長による最終判断
※出席扱いの判断は一律ではなく「必ず認められる制度」ではありません。学校との丁寧な情報共有と、段階的な相談が重要になります。
出席扱いの実績は多くの市で確認されている
補助金制度は未整備ですが、フリースクールへの通学を学校の出席として認める「出席扱い」の実績は、横浜市、川崎市、相模原市、藤沢市、座間市など、複数の市町村で確認されています。
これは文部科学省のガイドラインに基づくもので、保護者と学校が連携することで実現可能です。
出席扱いになることで、子どもの学習意欲の維持や進学時の配慮につながるため、経済的支援とは別の形での支援体制が一部で機能していると言えます。
神奈川県内で出席扱い実績のあるフリースクール・家庭学習
神奈川県内で出席扱い実績のあるフリースクール
トライ式中等部(横浜、川崎、相模原市、厚木市、藤沢市)
REO(横浜市)
こどもサポート宮ノ下(川崎市)
フリースクール鈴蘭学園(相模原市)
(※一部のみ記載しています)
出席扱い実績のあるオンラインフリースクール・教材
不登校のお子様向けに「完全1対1個別指導」キズキ共育塾
不登校専門オンライン個別指導「ティントル」
無学年式オンライン教材「すらら」
※掲載しているスクール以外でも、出席扱いとなる場合があります。
詳しくは各スクールへ直接お問い合わせください。

神奈川県でお子さんに合った居場所を選ぶ3つのポイント

フリースクールや学びの場を選ぶとき、「どこを見て決めればいいの?」と迷われる保護者の方は少なくありません。
神奈川県内には130校のフリースクールがありますが、それぞれに特徴があり、お子さんの状況や家庭の事情によって「合う・合わない」があります。
ここでは、神奈川県で居場所を選ぶ際に特に重視したい3つのポイントをご紹介します。
①2〜3校を見学・体験してから決める
フリースクール選びで大切なのは、お子さん自身が「行きたい」と思える場所を見つけることです。
可能であれば2〜3校(オンラインも含む)を見学・体験し、実際の雰囲気や相性を比べてみましょう。
いくつかの選択肢を知ったうえで親子で納得して決めることが、安心して続けるための土台になります。
なぜ複数校の体験が必要なのか?
1校だけでは比較ができない
- 「ここしかない」と思い込んでしまいがち
- 他の選択肢を知らないまま決めてしまうリスク
お子さんの「本当に合う場所」が見えてくる
- A校では緊張していたけど、B校ではリラックスできた
- C校のプログラムの方が自分の興味に合っていた
- スタッフとの相性は実際に会わないとわからない
親子で納得して選べる
- 「ちゃんと比較して選んだ」という安心感
- 通い始めてから「やっぱり違った」を防げる
ひかりすまいるアドバイザー相性のいい先生と出会える可能性が上がります。
②通学距離とオンライン対応の有無
神奈川県は横浜市・川崎市といった都市部から、県央・湘南・県西エリアまで広がりがあり、地域によって通学事情が大きく異なります。
鉄道網は充実している一方で、朝夕の混雑や長時間の移動が負担になるケースもあります。
無理に遠距離通学を続けると、お子さんにも保護者の方にも継続的な負担がかかってしまいます。
確認すべきこと
自宅からの距離と所要時間
電車やバスの所要時間、乗り換え回数、ラッシュ時の混雑状況を確認しましょう。
自家用車での送迎が必要かどうか、現実的に続けられる距離かを考えることも大切です。
通学頻度の柔軟性
毎日通う形式か、週1〜2日など少ない日数から始められるのかを確認します。
子どもの状態に応じて段階的に通学頻度を増やせるかどうかも大切なポイントです。
オンライン対応の有無
対面とオンラインを併用できるスクールであれば、体調や気分に合わせて柔軟に参加できます。
完全オンライン型のフリースクールも検討することで、通学距離に左右されず支援を受けられます。
③費用と補助金の利用可否
フリースクールの月謝は施設によって大きく異なり、月数千円から数万円まで幅があります。
継続して通うためには、無理のない費用設定であることが不可欠です。
確認すべきこと
月謝の内訳
入学金、月謝、教材費、施設利用費、イベント参加費など、何にいくらかかるのかを明確にしましょう。
無料または低額の選択肢
神奈川県内には、県や市町村が運営する教育支援センター(適応指導教室)があり、これらは基本的に無料で利用できます。
- 横浜市教育支援センター
- 川崎市適応指導教室
- 相模原市教育支援センター
- 各市町村の適応指導教室
など
補助金・助成制度の有無
現在、神奈川県内では、一部の市町村でフリースクール利用料に対する助成制度を実施している場合があります。
- 相模原市
- 横須賀市
- 鎌倉市
- 海老名市
お住まいの自治体に制度がない場合でも、今後新設される可能性があるため、教育委員会に問い合わせてみる価値はあります。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんが安心して過ごせる環境かどうか、スタッフとの相性、プログラムの内容などを総合的に見て判断することが大切です。

神奈川県の不登校・フリースクールに関する疑問を解決

こちらでは、神奈川県にお住まいでフリースクールや不登校支援を検討されている方のよくある質問をまとめています。
まとめ|神奈川県の不登校支援、まずは地域の情報を知ることから

最後にこの記事を振り返りましょう。
こちらの記事では、
- 神奈川県全体の不登校支援の特徴と市町村別の詳細ページへの案内
- フリースクールの数や地域ごとの傾向
- 相談窓口・出席扱いの実績について
- 費用の目安、補助金・助成制度
について詳しくご紹介しました。
神奈川県には、教育支援センターやフリースクールなど、学校以外にも子どもを支える選択肢があります。
地域によって支援の形や使える制度が異なるため、まずはお住まいの地域の詳細ページを確認してみてください。
気になる支援先や相談窓口があれば、無理のない範囲で問い合わせてみることが、お子さんに合った環境を見つける第一歩になります。

