「京都府内にフリースクールはどれくらいあるの?」
「住んでいる市に通える場所はある?」
「月謝や補助金、出席扱いはどうなるの?」
そんな不安を感じている保護者の方も少なくありません。
京都府では、不登校支援やフリースクールの状況が市町村ごとに大きく異なります。
京都市にはフリースクールや支援教室が44校と集中していますが、府北部・丹後エリアの一部では1校程度と、選択肢が限られている地域もあります。
また、利用料への補助金制度は、現時点では亀岡市のみで実施されております。
このページでは、京都府内で確認できているフリースクール91校の情報をもとに、
- 京都府全体の不登校支援の特徴と市町村別の詳細ページへの案内
- フリースクールの数や地域ごとの傾向
- 相談窓口・出席扱いの実績について
- 費用の目安(月1万円〜5.5万円)、補助金・助成制度
などまで詳しくまとめています。
まずはこのページで京都府全体の状況を把握し、お住まいの地域やお子さんの状況に合った居場所を探すための参考にしてください。
【ひかりすまいる編集部】

全国47都道府県・792市町村を対象に、フリースクールや不登校支援制度の情報を調査・掲載しています。
- 対応エリア: 全国47都道府県・792市町村
- 掲載データ: 全国3,526校以上(支援教室・オンライン含む)
- 専門項目: 補助金申請 / 出席扱い制度 / 行政相談 / オンライン学習
各自治体・施設の公式情報をもとに、編集部が内容を確認・整理したうえで掲載しています。
京都府内における不登校の現状(2026年)

全国的に、不登校の児童生徒数は年々増加傾向にあります。
この傾向は特定の地域に限ったものではなく、京都府においても少しずつ状況が変化しています。
ここでは、行政が公表しているデータをもとに、府内における不登校の推移を整理していきます。
京都府の不登校人数の推移(2022年〜2024年度)
京都府内でも、不登校児童生徒数は増加傾向が続いており、直近3年間で過去最多水準となっています。
政府統計の総合窓口(e-Stat)に掲載されている、文部科学省提供の最新調査データによると、京都府内の小・中・高校における不登校児童生徒数は、令和6年度(2024年度)に6,370人に達しました。

対象:国公私立/年度:2022〜2024年度
(出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)「児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査(政府統計コード00400304)」より作成(提供:文部科学省))
- 全体の推移:2022年度から2024年度にかけて、不登校児童生徒数は5,210人から6,370人へと1,160人増加しており、3年間で約22%増加しています。
- 中学生の増加が顕著:特に中学生の不登校が顕著で、2022年度の2,950人から2024年度には3,820人へと870人増加し、全体の増加の約75%を占めています。
- 中学生の不登校数が最も多い傾向:各年度において中学生の不登校数が全体の約6割を占めており、小学生・高校生と比較して2倍以上の高い数値で推移しています。
京都府における不登校児童生徒数は継続的に増加しており、特に中学生の不登校が深刻な状況にあります。
中学生期における包括的な支援体制の構築が重要な課題となっています。
【重要】京都府の不登校支援サポート体制(15市)

不登校のお子さんやご家庭を支援するために、京都府では行政が中心となっていくつかの取り組みを行っています。
ここでは代表的な公的な支援についてご紹介します。
お子さんの状況に合わせて選べる京都府の支援環境
京都府では、学校以外にも子どもたちが安心して過ごせる居場所や学びの場が複数用意されています。
府や市町村の教育委員会が設置する教育支援センターでは、学習のサポートや相談対応を中心に、子どもの状況に応じた支援が行われています。
各地域には市町村が運営する適応指導教室も設置されています。これらの公的施設は基本的に無料で利用できます。
一方、民間が運営するフリースクールは、学習だけでなく体験活動や交流を通じて子どもの成長を支える場として機能しています。
独自の教育方針や多様なプログラムが特徴で、お子さんの個性や興味に合わせた選択ができます。
お子さんの状況や希望に応じて、これらの選択肢から最適な場所を選ぶことができます。
小中連携と関係機関による組織的な支援体制
不登校の未然防止や早期支援を重視した取組が実施されています。
早期発見と初期対応
- 欠席初日には保護者との連絡や病状の把握、本人への声かけが行われます
- 連続欠席2日目には家庭での様子確認や学習・友人関係への配慮、必要に応じ電話連絡や家庭訪問が行われます
- 連続欠席3日目や月3日以上の欠席では校内ケース会議を立ち上げ、多角的なアセスメントに基づいた支援方針が検討されます
児童生徒理解・支援シート
- 欠席が一定日数を超える児童生徒には支援シートを作成し、校内ケース会議や関係機関との情報共有に利用されます
- 支援シートは進学・転学先でも情報を引き継ぐことが可能です
小中連携と組織的支援
- 小学校での欠席状況や支援の記録を中学校に引き継ぎ、校区内で連携して対応が行われます
- 拡大ケース会議では教職員・スクールカウンセラー・まなび・生活アドバイザー・福祉関係者等が連携し、学習支援・別室登校・家庭への連絡等の支援方針が検討されます
- 長期化する場合は京都府脱ひきこもり支援センター早期支援特別班と連携し、家庭も含めた支援が行われます
家庭訪問・別室登校・教育支援センター・フリースクール
- フリースクールと連携し、学習機会や社会的自立に向けた支援を実施し、在籍校と出席扱いや学習評価を調整します
- 家庭訪問では短時間で声かけや情報収集を行い、再登校に向けた目標を設定します
- 別室(保健室)登校では教室復帰へのステップや個別支援が行われます
- 教育支援センター(適応指導教室)では在籍校に籍を置きながら学習・情緒・生活面の支援が行われます
相談窓口
京都府による相談窓口は以下となります。
きょうと不登校相談ダイヤル
京都府内の不登校に関する相談に対応する電話窓口です。
電話番号:075-585-7588
受付時間:毎週金曜日13時~16時30分
(出典:https://www.pref.kyoto.jp/ijimesoudan/hutoukou.html)
京都府市ごとの不登校支援(15市)
なお、京都府では府公式サイトにて、学校外の学びの場として「フリースクール等民間団体」の情報も案内されています。
(出典:https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/0000332077.html)
ただし、府ページの掲載団体は一部に限られています。
本記事では、府公式情報も確認したうえで、各団体の公式サイトや所在地情報を1件ずつ調査し、京都府内のフリースクール等を市ごとに整理しています。
※掲載しているフリースクール数は、通学型フリースクールに加え、教育支援センター(適応指導教室)、民間団体、NPO等の「学校以外の学び・居場所」を含めた数です。
自治体や運営形態によって呼称・位置づけが異なるため、本ページでは保護者の方が実際に利用を検討できる支援先を総合的に整理しています。
| 京都府一覧 | 不登校支援 |
|---|---|
| 京都市 | 補助金:なし フリースクール44校 出席扱い:あり >>京都市不登校詳細はこちら |
| 宇治市 | 補助金:なし フリースクール6校 出席扱い:実績未確認 >>宇治市不登校詳細はこちら |
| 舞鶴市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:あり >>舞鶴市不登校詳細はこちら |
| 福知山市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:あり >>福知山市不登校詳細はこちら |
| 長岡京市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:あり >>長岡京市不登校詳細はこちら |
| 城陽市 | 補助金:なし フリースクール3校 出席扱い:実績未確認 >>城陽市不登校詳細はこちら |
| 京田辺市 | 補助金:なし フリースクール4校 出席扱い:実績未確認 >>京田辺市不登校詳細はこちら |
| 木津川市 | 補助金:なし フリースクール6校 出席扱い:実績未確認 >>木津川市不登校詳細はこちら |
| 八幡市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>八幡市不登校詳細はこちら |
| 亀岡市 | 補助金:あり フリースクール4校 出席扱い:あり >>亀岡市不登校詳細はこちら |
| 綾部市 | 補助金:なし フリースクール4校 出席扱い:あり >>綾部市不登校詳細はこちら |
| 宮津市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>宮津市不登校詳細はこちら |
| 南丹市 | 補助金:なし フリースクール2校 出席扱い:実績未確認 >>南丹市不登校詳細はこちら |
| 向日市 | 補助金:なし フリースクール5校 出席扱い:あり >>向日市不登校詳細はこちら |
| 京丹後市 | 補助金:なし フリースクール1校 出席扱い:実績未確認 >>京丹後市不登校詳細はこちら |
※掲載情報は、京都府・市町村・各団体の公式発信をもとに確認し、ひかりすまいる編集部にて整理・調査しています。
(最終確認:2026年1月時点)
【市町村別】京都府のフリースクール全91校一覧

こちらでは京都府内にあるフリースクールを市町村ごとにまとめています。
※校数は、通学型のフリースクールを基準に掲載しています。
京都市(44校)
- 学研WILL学園 京都キャンパス
- YUME School 京都二条校
- くらら庵
- ゆらり庵
- カンガルーハウス(Kangaroo House)
- トライ式中等部・高等学院 京都駅前キャンパス・丸太町キャンパス・丹波橋キャンパス・長岡天神キャンパス
- OCDSchool(ステップアップ学習会)
- ふれあいの杜 烏丸御池学習室
- ふれあいの杜 西大路御池学習室
- 京都市立洛風中学校
- クラーク国際中等部 京都キャンパス
- フリースクール わく星学校(planet school in kyoto)
- 寺子屋 KUMAN
- 学び舎「峠下(とうげした)」
- 森の学校あのね
- フリースクールまんなか
- フリースクール MAC(MAC真成塾/育脳寺子屋MAC)
- 野菊荘 こもれび
- ふれあいの杜 サテライト太秦天神川学習室
- フリースクール マナビノ
- NPO法人 鳴滝アトリエ/D-School
- 特定非営利活動法人 ここ・ほっと京都
- ほっとマナ
- NIJIN(ニジン)アカデミー 京都金閣寺校
- フリースクール ほっとハウス
- 未来共育学園(フリースクール ひだまり)
- 京都市南青少年活動センター
- 京都教育サポートセンター(Kyoto Supporting Center of Education/KSCE)
- オープンスペース 祐の風(Yuunokaze)
- 学習支援会「ゆう」
- ボランティア愛里塾(愛と里の会)
- 安養寺フリースクール
- ふれあいの杜 北学習室
- ふれあいの杜 四条大宮学習室
- ふれあいの杜 サテライト京都駅南学習室
- ふれあいの杜 伏見学習室
- ふれあいの杜 サテライト醍醐学習室
- 不登校相談支援センター「なごみの教室」(京都つくば開成高等学校 内)
- 京都市立 洛友中学校(昼間部・夜間部)
- KG高等学院 京都駅前キャンパス
- 東山協立スクール
- JOYオルタナティブフリースクール
- セイカ学園中等部(フリースクール)京都伏見校
- 小栗栖むりょう塾
宇治市(6校)
- フリースペース「おやすみ」
- 京都文教学園 ともいきフリースクール
- Ujiふれあい教室
- 京都宇治BMBフリースクール
- 特定非営利活動法人 ほっこりスペースあい
- 京都翔英高等学校
舞鶴市(3校)
- 聖母の小さな学校
- 舞鶴市教育支援センター「明日葉」
- よのなか塾 / 代々木高校北京都サテライト
福知山市(3校)
- フリースクール 子どもが決める学校 Reducation
- けやき広場(教育委員会)
- SIROらぼ
長岡京市(3校)
- トライ式中等部(トライ式高等学院併設)
- フリースクール十色
- アゼリアひろば
城陽市(3校)
- 志塾フリースクール きょうとオーロラ教室
- 城陽農育クラブ
- 適応指導教室(ふれあい教室)
京田辺市(4校)
- 京田辺シュタイナー学校
- 京田辺リメディアル教育学院
- 教育支援センター アイリス
- 適応指導教室 ポットラック
木津川市(6校)
- 夢街道国際交流子ども館
- キッズふれあい教室
- にじいろスクール
- 子育て学校(株式会社 imG)
- きづき塾
- 梅谷自由学校
八幡市(1校)
- 教育支援教室「さつき」
亀岡市(4校)
- 学びの森 フリースクール
- 育ちとつながりの家ちとせ
- 根っこの学校 そとっこ・そらまめ
- やまびこ・ふれ愛教室
綾部市(4校)
- はこKIDs(不登校支援)
- 教育支援センター(やすらぎルーム)
- シューレのたね
- みんなのフリースクール
宮津市(2校)
- 教育支援センター こころのひろば
- もんぶらあん
南丹市(2校)
- フリースクールいろは
- 南丹市適応指導教室「さくら」
向日市(5校)
- みらいの学び
- ひまわり広場
- むこうフリースペース(sugoshiba)
- みんなのひろば いろどり
- かむはぴ
京丹後市(1校)
- 京丹後市教育支援センター「麦わら」
京都府内には91校のフリースクール・支援教室がある
京都府内には、合計91校のフリースクールや不登校支援教室が確認されています。(ひかりすまいる編集部調べ)
政令指定都市である京都市を中心に支援先が多く集まっている一方、府北部や日本海側の地域では選択肢が限られる傾向があります。
都市部と郊外・地方部で支援環境に差がある京都府では、通所型支援に加え、オンラインでの学習支援や相談を併用する動きも重要になっています。
フリースクールの数は京都市に集中している
京都府内で最も多いのは京都市の44校で、府全体の約半数を占めています。
次いで宇治市と木津川市がそれぞれ6校、向日市が5校と続き、京都市周辺の南部地域に比較的多く分布しています。
一方、八幡市・京丹後市は各1校にとどまっており、市町村ごとの支援体制には大きな差が見られます。
フリースクールの地域差をカバーするオンライン支援
京都府では支援資源が都市部に集中しやすく、通学距離や交通手段が課題になるケースも少なくありません。
近隣にフリースクールがない場合でも、オンライン学習やオンライン相談を活用することで、自宅から継続的な支援を受けることが可能です。
通所型とオンライン支援を柔軟に組み合わせることが、京都府全体の不登校支援の格差を和らげる鍵となるでしょう。

京都府のフリースクール費用相場と助成金・補助金制度

こちらでは、京都府内のフリースクールの費用相場と補助金などの制度についてまとめています。
京都府内フリースクールの費用相場
京都府内のフリースクールは、運営形態(民間・NPO・公立)によって費用が大きく異なります。
| 区分 | 授業料 (目安) |
|---|---|
| 民間・学校法人系 | 10,000円 〜 55,000円 |
| NPO・ボランティア団体 | 0円 〜 |
| 行政(適応指導教室など) | 無料 |
1. 民間企業・学校法人系(学習サポート重視)
月額の目安: 10,000円 〜 55,000円前後
月額10,000円から55,000円までの複数コースが確認されています。
通う日数やコース内容によって費用が変動します。
2. NPO・ボランティア団体系(居場所・交流重視)
0円 〜
地域支援や非営利団体によって運営され、比較的費用を抑えた形で提供されているケースが見られます。
3. 行政・公的機関(適応指導教室など)
月額の目安: 無料
京都府内の自治体が運営する支援スペースです。
利用にあたっては、在籍校との連携や一定の条件が設けられている場合があります。
京都府内の補助金一覧【2026年最新】
京都府におけるフリースクールの利用料負担をサポートする助成金情報を一覧にまとめました。
現時点では、京都府全体としてフリースクール利用料を一律に補助する制度はなく、多くの市町村では助成制度が設けられていないのが実情です。
ただし、亀岡市では、フリースクール利用料に対して月額10,000円を上限とする補助制度が設けられています。
このように、府内で利用料補助を実施している自治体は限定的であり、現状では一部市にとどまっている状況です。
| 市区町村名 | 補助金・助成制度の有無 |
|---|---|
| 京都市 | なし |
| 宇治市 | なし |
| 舞鶴市 | なし |
| 福知山市 | なし |
| 長岡京市 | なし |
| 城陽市 | なし |
| 京田辺市 | なし |
| 木津川市 | なし |
| 八幡市 | なし |
| 亀岡市 | 利用料の補助 月額10,000円(上限) |
| 綾部市 | なし |
| 宮津市 | なし |
| 南丹市 | なし |
| 向日市 | なし |
| 京丹後市 | なし |
※補助金・助成制度は年度途中で新設・変更・終了する場合があります。最新情報は必ず各自治体の公式サイトまたは担当窓口でご確認ください。
亀岡市
対象:学校とフリースクールの情報共有に同意していて、授業料に他の補助を受けておらず、市税の滞納がない場合が対象
助成額:月額10,000円(上限)
申請時期:4〜9月分:10月20日まで、10〜3月分:翌年4月10日まで
必要書類:亀岡市まなびの機会サポート事業補助金交付申請書、添付書類
問合せ:学校教育課 学事係(0771-25-5053)
今後の展開について
近年、全国的にフリースクールへの公的支援を導入する自治体が増加傾向にあります。
文部科学省は不登校児童生徒への多様な学びの場の確保を重視しており、各自治体に対して支援体制の整備を促しています。
京都府内では現在、亀岡市のみが助成制度を実施していますが、この取り組みが他の自治体における制度検討のきっかけとなる可能性があります。
フリースクール利用者や保護者、支援団体からの要望が高まることで、今後さらに制度が拡充される可能性も考えられます。

京都府における「出席扱い」の基準と手続き

「不登校児童生徒の民間施設に係るガイドライン」では、一定の条件を満たす民間施設で相談・指導を受けた日数を、学校で「出席扱い」にできるとしています。
主なポイントは、次のとおりです。
- 不登校への理解や経験がある人が運営していること
- 目的や内容、費用などが明確で、学校や保護者に説明されていること
- 学校復帰や社会的自立を目指した支援を行っていること
相談や指導については、子どもの人格を大切にし、体罰や人権侵害がないことが求められます。
面接などで子どもの状況をよく把握し、その子に合った支援を行うことも必要です。
また、学習や進路の状況、活動内容などを学校や保護者へ定期的に共有することも重視されており、宿泊を伴う場合には安全や健康への配慮が特に求められます。
出席扱いにするかどうかは、学校と施設が連携し、校長が総合的に判断します。家庭との連携も重要な条件です。
(出典:https://www.kyoto-be.ne.jp/gakkyou/gaidorain.pdf)
出席扱いまでの流れ
実際の手続きは自治体や学校によって異なりますが、一般的には次のような流れで進むことが多いとされています。
- 担任の先生に相談・校内での検討
- 必要書類の提出・共有
- 校長による最終判断
※出席扱いの判断は一律ではなく「必ず認められる制度」ではありません。学校との丁寧な情報共有と、段階的な相談が重要になります。
出席扱いの実績は多くの市で確認されている
補助金制度は未整備ですが、フリースクールへの通学を学校の出席として認める「出席扱い」の実績は、京都市、舞鶴市、福知山市、長岡京市、亀岡市など、多数の市町村で確認されています。
これは文部科学省のガイドラインに基づくもので、保護者と学校が連携することで実現可能です。
出席扱いになることで、子どもの学習意欲の維持や進学時の配慮につながるため、経済的支援とは別の形での支援体制が一部で機能していると言えます。
京都府内で出席扱い実績のあるフリースクール・家庭学習
京都府内で出席扱い実績のあるフリースクール
トライ式中等部(京都、長岡京)
フリースクール わく星学校(京都市)
聖母の小さな学校(舞鶴市)
フリースクール 子どもが決める学校 Reducation(福知山市)
(※一部のみ記載しています)
出席扱い実績のあるオンラインフリースクール・教材
不登校のお子様向けに「完全1対1個別指導」キズキ共育塾
不登校専門オンライン個別指導「ティントル」
無学年式オンライン教材「すらら」
※掲載しているスクール以外でも、出席扱いとなる場合があります。
詳しくは各スクールへ直接お問い合わせください。

京都府でお子さんに合った居場所を選ぶ3つのポイント

フリースクールや学びの場を選ぶとき、「どこを見て決めればいいの?」と迷われる保護者の方は少なくありません。
京都府内には91校のフリースクールがありますが、それぞれに特徴があり、お子さんの状況や家庭の事情によって「合う・合わない」があります。
ここでは、京都府で居場所を選ぶ際に特に重視したい3つのポイントをご紹介します。
①2〜3校を見学・体験してから決める
フリースクール選びで大切なのは、お子さん自身が「行きたい」と思える場所を見つけることです。
可能であれば2〜3校(オンラインも含む)を見学・体験し、実際の雰囲気や相性を比べてみましょう。
いくつかの選択肢を知ったうえで親子で納得して決めることが、安心して続けるための土台になります。
なぜ複数校の体験が必要なのか?
1校だけでは比較ができない
- 「ここしかない」と思い込んでしまいがち
- 他の選択肢を知らないまま決めてしまうリスク
お子さんの「本当に合う場所」が見えてくる
- A校では緊張していたけど、B校ではリラックスできた
- C校のプログラムの方が自分の興味に合っていた
- スタッフとの相性は実際に会わないとわからない
親子で納得して選べる
- 「ちゃんと比較して選んだ」という安心感
- 通い始めてから「やっぱり違った」を防げる
ひかりすまいるアドバイザー相性のいい先生と出会える可能性が上がります。
②通学距離とオンライン対応の有無
京都府は京都市を中心とする都市部と、丹後・中丹・南丹などの広域エリアで通学環境が大きく異なります。
市内は交通網が整っていますが、山間部や日本海側では移動距離が長くなることもあります。
観光シーズンは交通機関が混雑する場合もあるため、通学負担を具体的に見積もることが大切です。
無理な通学はお子さんにも保護者にも負担がかかります。
確認すべきこと
自宅からの距離と所要時間
車で何分か、電車やバスが使えるか、送迎は現実的かを確認しましょう。
所要時間だけでなく、観光シーズンの混雑やバスの遅れも想定して確認しておきましょう。
通学頻度の柔軟性
週5日通学が基本か、週1〜2日など少ない日数から始められるかを確認します。
悪天候時の対応も事前に聞いておくと安心です。
オンライン対応の有無
通学とオンラインを組み合わせられるスクールであれば、距離や天候に左右されにくくなります。
完全オンライン型も含めて検討することで、府内のどの地域に住んでいても学びを継続しやすくなります。
③費用と補助金の利用可否
フリースクールの月謝は施設によって大きく異なり、月0円から5万円台まで幅があります。
継続して通うためには、無理のない費用設定であることが不可欠です。
確認すべきこと
月謝の内訳
入学金、月謝、教材費、施設利用費、イベント参加費など、何にいくらかかるのかを明確にしましょう。
無料または低額の選択肢
京都府内には、各市町村が運営する教育支援センター(適応指導教室)があり、これらは基本的に無料で利用できます。
- 京都市立洛風中学校
- 京都市立洛友中学校(昼間部・夜間部)
- 舞鶴市教育支援センター「明日葉」
- 福知山市 けやき広場(教育委員会)
- 京田辺市 教育支援センター アイリス
- 南丹市適応指導教室「さくら」
- 京丹後市教育支援センター「麦わら」
など
補助金・助成制度の有無
現在、亀岡市のみがフリースクール利用料に対し、月額10,000円を上限とする補助制度を実施しています。
お住まいの自治体に制度がない場合でも、今後新設される可能性があるため、教育委員会に問い合わせてみる価値はあります。
※補助制度は年度ごとに変更される場合があるため、必ず最新情報をご確認ください。
ひかりすまいるアドバイザーお子さんが安心して過ごせる環境かどうか、スタッフとの相性、プログラムの内容などを総合的に見て判断することが大切です。

京都府の不登校・フリースクールに関する疑問を解決

こちらでは、京都府にお住まいでフリースクールや不登校支援を検討されている方のよくある質問をまとめています。
まとめ|京都府の不登校支援、まずは地域の情報を知ることから

最後にこの記事を振り返りましょう。
こちらの記事では、
- 京都府全体の不登校支援の特徴と市町村別の詳細ページへの案内
- フリースクールの数や地域ごとの傾向
- 相談窓口・出席扱いの実績について
- 費用の目安、補助金・助成制度
について詳しくご紹介しました。
京都府には、教育支援センターやフリースクールなど、学校以外にも子どもを支える選択肢があります。
地域によって支援の形や使える制度が異なるため、まずはお住まいの地域の詳細ページを確認してみてください。
気になる支援先や相談窓口があれば、無理のない範囲で問い合わせてみることが、お子さんに合った環境を見つける第一歩になります。

