「フリースクールに通ったら、学校の出席にしてもらえるって本当?」
「ホームスクーリング(家庭学習)でも出席として認めてもらえるのかな?」
「うちの子は小学生(中学生)だけど、申請の手続きはどう進めればいいの?」
小学校や中学校に通えない期間でも、フリースクールやホームスクーリング(家庭での学び)で一定の要件を満たせば、在籍校の出席日数として認めてもらえる仕組みがあります。
ただ、要件や手続きの流れは学校ごとに対応が分かれる部分もあり、自分のご家庭で本当に使えるのか、なかなかつかみにくいですよね。
保護者の声保護者の声 不登校の息子(中学生)がフリースクールに通い始めたのですが、学校の出席日数に影響しないか心配です。家での学習も出席扱いになるのでしょうか?
ひかりすまいるアドバイザーひかりすまいるアドバイザー この記事では、小学校・中学校のお子さん向けに、出席扱い制度の要件・手続き・費用までをまとめています。
フリースクールに通う場合だけでなく、ホームスクーリングや自宅でのタブレット学習を使う場合の流れもご紹介しているので、参考にしてみてくださいね!
この記事では、これまで全国のフリースクール・不登校支援を取材・調査してきたひかりすまいる編集部が、
- 小学校・中学校のフリースクール出席扱い制度の概要と文科省の方針
- 出席扱いになる7つの要件
- 申請手続きの流れと注意点
- 出席扱いに対応した学習方法・教材(フリースクール・オンライン・タブレット学習)
- 内申点や進路への影響
などについて詳しくご紹介します。
フリースクール出席扱いとは?文科省が認める制度

フリースクール出席扱いとは、不登校の小学校・中学校のお子さんが学校外で学習した日を、在籍校の出席日数として認めてもらえる制度のことです。
対象になるのはフリースクールへの通所だけではなく、ホームスクーリング(家庭を拠点とした学び)やオンライン教材を使った自宅学習も含まれます。
ここでは、出席扱い制度の基本を3つの視点から整理していきますね。
フリースクール・ホームスクーリング出席扱い制度の概要

出席扱い制度は、小学校・中学校のお子さんが学校外で学んだ日を、在籍校の出席日数として認めてもらえる仕組みです。
平成17年・令和元年の文部科学省通知で方針が示されており、現在も継続して運用されています。
ポイントを整理すると、以下の3つです。
- 在籍は今の小学校・中学校のままで、別の場所や自宅で学ぶ形
- 文科省の要件と学校長の判断で適用が決まる
- フリースクール・オンラインフリースクール・ホームスクーリング(家庭学習)など、幅広い学び方が対象になる
出席扱いの対象になる学び方

出席扱いの対象となる学び方は、大きく分けて3つあります。
| 学び方 | 主な内容 |
|---|---|
| 通所型フリースクール | 民間のフリースクールに通う |
| オンラインフリースクール | 在宅でオンライン授業に参加 |
| ホームスクーリング | 家庭を拠点にタブレット学習教材などで学ぶ |
通所が難しいお子さんでも、家庭から学習を続けることで出席扱いの対象となるケースがあります。
ひかりすまいるアドバイザーご家庭の状況やお子さんの様子に合わせて、無理のない形を選べるのが特徴です。
👉ホームスクーリングについて詳しくはホームスクーリングとは|日本の現状・メリット・費用もあわせてご覧ください。
制度の目的|お子さんの社会的自立を支える仕組み

この制度の目的は、小学校・中学校のお子さんが安心して過ごせる場所で学びを続けられるようにすることです。
ひかりすまいるアドバイザー学校という場所がすべてではなく、お子さんに合った環境で生活と学びを整えていけるよう、国としても支援の選択肢を広げてきました。
「学校に行けない期間も、お子さんの大切な時間として記録に残してあげる」――そんな考え方のもとで運用されている制度です。
小学校・中学校でフリースクール出席扱いになる7つの要件

文部科学省は、小学校・中学校のお子さんがフリースクールで学習した日を在籍校の出席として認めるための要件を7つ示しています。
最終的な判断は在籍校の校長先生が行うため、要件の確認と学校との連携が大切です。
文科省が定める7つの要件

※記事反映時、#の列は削除※
| 要件 | 内容 |
|---|---|
| 保護者と学校の連携 | 学校ときちんと連絡を取り合える関係 |
| 施設の適切性 | 公的施設、または校長が認めた民間施設 |
| 通所または入所 | 施設に通って相談・指導を受ける |
| 学習内容の適切性 | 学校の教育課程に沿った内容 |
| 定期的な情報共有 | 学習状況を学校に定期報告 |
| 対面指導 | 顔を合わせて直接指導を受ける |
| 学習記録の作成 | 学習の計画・内容・時間を記録に残す |
ひかりすまいるアドバイザー各要件は厳密な数字基準があるわけではなく、お子さんの状況や学校との話し合いの中で、ある程度柔軟に運用される部分もあります。
ホームスクーリング・自宅学習の場合は要件が変わります

タブレット学習教材などを使った自宅での学びの場合は、文科省が別の要件を示しています。
ホームスクーリング・自宅学習で出席扱いを目指すときの主な要件
- 保護者と学校が十分に連携・協力していること
- 計画的・継続的な学習プログラムで進めていること
- 訪問・電話などによる対面・準対面の指導が行われていること
- 学習活動の状況や成果を学校が評価できる形になっていること
- フリースクールや教育支援センターに通うのが難しい状況であること
「すらら」「サブスタ」など、出席扱い対応をうたうタブレット学習教材は、これらの要件を満たすためのサポート(学習レポート作成・学校への提出資料など)を用意しています。
👉自宅学習で出席扱いを目指す場合はホームスクーリングとは|日本の現状・メリット・費用もあわせてご覧ください。
最終判断は在籍校の校長先生

これらの要件を満たしているかどうかは、最終的に在籍校の校長先生が判断することになっています。
文科省はあくまで全体方針を示すものであり、学校ごと・自治体ごとに運用に差があるのが現状です。
「同じ自治体の中でも、学校によって対応が分かれる」という声もよく聞かれます。
だからこそ、まずは担任の先生に相談し、学校との話し合いの場を持つことが、出席扱いに向けた第一歩になります。

フリースクール出席扱いの手続き|申請の流れ

フリースクール出席扱いの手続きは、お子さんに合った学習先を決めて、在籍校と話し合いながら進めていく流れです。
学校との話し合いには時間がかかることが多いため、早めに動き始めることがポイントになります。
申請の基本ステップ
申請は、おおよそ以下の流れで進んでいきます。
ステップ1
お子さんに合う学習先を選ぶ
(フリースクール・オンライン・教材)
ステップ2
学習先に出席扱い制度の利用について相談
ステップ3
在籍校の担任に意向を伝え、面談を依頼
ステップ4
校長先生を含めた校内協議
ステップ5
学習内容・報告方法など条件のすり合わせ
ステップ6
制度開始後は定期的に学校へ報告
STEP 1|お子さんに合う学習先を選ぶ
まずは、お子さんが安心して通える、または取り組める学習先を選びます。
多くのフリースクールでは無料の見学・体験を受け付けているので、雰囲気を確かめてから決められます。
選択肢は大きく3つです。
・通所型のフリースクール(民間施設・教育支援センター)
・オンラインフリースクール(自宅で授業に参加)
・ホームスクーリング向けのタブレット学習教材
STEP 2|学習先に出席扱い制度の利用について相談
学習先が決まったら、出席扱い制度を使いたい旨をスタッフに相談します。
施設や教材によっては、制度活用の実績やサポート体制が整っているところもあります。
ひかりすまいるアドバイザー「学校への提出書類は用意してもらえるのか」「学習記録はどう残るのか」など、不安に感じている点を一緒に確認しておくと安心です。
STEP 3|在籍校の担任に意向を伝える
次に、在籍校の担任の先生に「フリースクールやホームスクーリングを検討している」「出席扱い制度を相談したい」と伝えます。
このとき、選んだ学習先のパンフレットやホームページを見せながら話すと、先生にもイメージが伝わりやすいです。
電話や連絡帳で事前に時間を取ってもらえるよう依頼しておくと、落ち着いて話せます。
STEP 4|校長先生を含めた校内協議
担任への相談後、校長先生を含めた校内で制度利用について話し合いが行われます。
学校によっては教頭先生・養護教諭・スクールカウンセラーが加わることもあります。
この段階で、ご家庭側に追加の情報や資料の提出が求められる場合があります。
STEP 5|学習内容・報告方法のすり合わせ
校内で前向きな方向になれば、具体的な運用について学校とすり合わせていきます。
主に決めることは以下の通りです。
・使用する教材や学習内容
・学習記録の提出方法(学習レポート・出席簿など)
・報告の頻度(週1回・月1回など)
・学校との連絡体制(誰がいつ連絡するか)
・評価の方法
STEP 6|制度開始後は定期的に学校へ報告
制度の利用が始まったあとも、学校との連携を続けることが大切です。
事前に決めた頻度で学習レポートを提出したり、お子さんの様子を共有したりしながら、信頼関係を保っていきます。
ひかりすまいるアドバイザー学校との関係が安定すると、お子さん自身も「ちゃんと記録に残してもらえている」という安心感を持てるようになります。
申請を進めるときに知っておきたいポイント
申請を進めるときのポイント
- 学校との話し合いには1〜2か月程度かかることが多い(早めに相談を始める)
- 担任の先生だけで判断はできないため、校長先生との面談が必要になる
- 自治体・学校ごとに運用に差があるので、近隣の事例を学習先に聞いてみる
- すらら・サブスタなど出席扱い対応の教材は、学校提出用の資料を用意してくれる
学校との話し合いがうまく進まないときは、教育委員会への相談という選択肢もあります。
出席扱いに対応した学習方法・教材

出席扱いに対応した学習方法は、大きく分けて
- 「フリースクールに通う」
- 「オンラインフリースクールを利用する」
- 「ホームスクーリング向けの教材を使う」
の3つです。
お子さんの体調・性格・ご家庭の状況に合わせて選んでいきますね。
学習方法の比較|3つの選択肢

それぞれの特徴を整理すると、以下の通りです。
| 学び方 | 月額費用の目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| 通所型フリースクール | 約3万3千円(平均) | 同年代と過ごす居場所がある |
| オンラインフリースクール | 1万9千円〜6万6千円 | 自宅で授業・交流ができる |
| ホームスクーリング向け教材 | 約4,900円〜1万円 | 家庭学習で出席扱いを目指せる |
👉費用の詳細はフリースクールの費用相場と補助金まとめもあわせてご覧ください。
ホームスクーリングで使えるタブレット学習教材

ご家庭から外に出るのが難しいお子さんには、ホームスクーリング向けのタブレット学習教材が選択肢になります。
出席扱い対応をうたっている代表的な教材は、以下の2つです。
小中高の5教科に対応した無学年式のICT教材で、全国の在籍校で「出席扱い」の認定実績が豊富にあります。
AIが苦手分野を自動分析して個別カリキュラムを作ってくれるため、家庭学習でもつまずきにくい仕組みが整っています。
- 対象:小学生・中学生・高校生
- 料金:月額7,480円〜
- 出席扱い:対応(実績豊富)
オンラインフリースクールという選択肢

タブレット教材だけでは寂しい、誰かと交流させてあげたい、というご家庭には、オンラインフリースクールが向いています。
代表的なサービスは以下の通りです。
| サービス名 | 月額目安 | 特徴 |
|---|---|---|
| クラスジャパン小中学園 | 27,500円 | 担任制・出席扱い対応 |
| 学研WILL学園 | 44,000円〜66,000円 | 学研グループ運営 |
| aini school | 19,000円〜 | 多様なテーマで学べる |
👉オンラインフリースクールの詳細はオンラインフリースクールおすすめ比較もあわせてご覧ください。
通所型フリースクールという選択肢

外に出ることに前向きになれてきたお子さんには、地域のフリースクールに通うという選択肢もあります。
同年代の友達と過ごせる「居場所」になることが、通所型の大きな特徴です。
費用は月額平均で約3万3千円。ご家庭に負担がかかる金額ではありますが、自治体によっては利用補助制度を設けているところもあります。
👉お住まいの地域のフリースクールは全国フリースクール検索からご覧いただけます。
フリースクール出席扱いで何が変わる?(内申・進路)

フリースクール出席扱い制度を使うと、学校に行けない期間でも出席日数として記録に残せるため、内申点や進路選択の場面でお子さんに不利が出にくくなります。
出席日数として記録される

一番大きな変化は、フリースクールやホームスクーリングで過ごした日が、在籍する小学校・中学校(高校)の出席日数としてカウントされることです。
通知表や指導要録には「フリースクール等で学習」といった形で記録が残るため、欠席が長期化していても、学びを続けてきた日々がきちんと残る形になります。
内申点の評価対象になる

出席扱いになると、提出した学習レポートや学習成果が、在籍校での評価の参考材料として使われる場合があります。
令和6年には、文部科学省から「学校外で行った学習の成果も成績評価に反映できる」旨の通知が出されており、内申点の付け方についても運用が広がってきています。
※出典:文部科学省「不登校児童生徒が学校外の機関等で相談・指導を受け、又は自宅において学習に取り組む場合の指導要録上の出欠の取扱い等について(通知)」(令和6年)
進路選択の幅が広がる

中学生のお子さんの場合、高校受験で出席日数や内申点が見られる場面が出てきます。
ひかりすまいるアドバイザー出席扱い制度を活用することで、希望する進路を選びやすくなる場面があります。
特に、以下のような進路では出席日数の影響を受けにくくなります。
| 進路 | 出席日数の扱い |
|---|---|
| 公立高校(一般選抜) | 内申点・出席日数を加味する自治体が多い |
| 私立高校 | 学校により扱いが分かれる |
| 通信制高校・サポート校 | 出席日数の影響が小さい |
| チャレンジスクール・エンカレッジスクール | 不登校経験者を積極的に受け入れる |
進路の選び方は地域や学校によって違うため、中学校の進路指導の先生や、フリースクールのスタッフにも相談しながら考えていけると安心です。
通学定期券が使えるケースも

出席扱いとして認められた場合、お子さんがフリースクールに通うために「通学定期券(実習用通学定期)」を使える場合があります。
ご家庭の交通費の負担が軽くなる、地味ですがありがたい仕組みです。
ひかりすまいるアドバイザー詳細は鉄道会社や在籍校に確認してみてくださいね。
お子さんの安心感につながる

数字や制度の話だけでなく、お子さん自身にとっても「自分の頑張りが記録に残っている」という事実は、安心感や自信につながっていきます。
「学校に行けない自分はダメなんだ」と感じてしまっているお子さんに、「家でも、フリースクールでも、学んできた時間がちゃんと残っている」と伝えてあげられるのは、出席扱い制度の見えにくいけれど大切な役割の一つです。
フリースクール出席扱いが認められないケース・注意点

フリースクール出席扱い制度は文部科学省が方針を示している制度ですが、すべてのご家庭で認められるわけではありません。学校や自治体ごとに運用に差があり、認められないケースもあるのが実情です。
認められないケース・条件を満たさないパターン

出席扱いが認められにくい・認められないケースには、以下のようなパターンがあります。
| ケース | 主な理由 |
|---|---|
| 学校との連携が取れていない | 報告体制や面談の実績がない |
| 学習記録が残っていない | 内容・時間の記録がない、報告書類がない |
| 教材・施設が校長判断で「不適切」とされた | 教育課程との整合性が取れない |
| 通信教育(進研ゼミ・Z会等)のみで対面指導なし | 対面指導の要件を満たさない |
| 自治体・学校に運用実績がない | 制度を知らない・前例がない |
通信教育・市販教材だけでは出席扱いにならない

進研ゼミやZ会、ポピー、スタディサプリなどの一般的な通信教育・市販教材だけでは、出席扱いの対象になりません。
文部科学省の要件には「対面指導が適切に行われていること」が含まれており、定期的な訪問や面談を伴うサポート体制が必要です。
出席扱い対応をうたっている教材・サービスの特徴
- 学校提出用の学習レポートを作成してくれる
- 担当コーチや講師との定期的な面談(対面・準対面)がある
- 学校との連携を支援する窓口がある
すらら・サブスタ・クラスジャパン小中学園・ティントルなどは、これらの体制を整えているサービスです。
学校・自治体ごとに運用に差がある

同じ自治体内でも、学校によって出席扱いの運用に差があるのが現状です。
・制度を活用した実績があり、相談しやすい学校
・制度自体は知っているが、運用実績がない学校
・校長先生の理解や姿勢によって判断が分かれる学校
「隣の学校では認められたのに、うちの学校では認めてもらえなかった」という声もよく聞かれます。だからこそ、学校との丁寧な話し合いが大切になります。
認められなかったときの対応

出席扱いが認められないと言われた場合でも、すぐに諦めないでくださいね。次のような選択肢があります。
| 対応 | 内容 |
|---|---|
| 校長先生との直接面談 | 担任経由ではなく、校長先生と直接話す機会を設ける |
| 教育委員会への相談 | 自治体の教育委員会に状況を相談する |
| フリースクール経由の働きかけ | 学校とのやり取りに慣れたフリースクールに間に入ってもらう |
| 他の出席扱い対応教材を検討 | 学校提出用の資料が整った教材に切り替える |
文部科学省が方針を示している制度なので、丁寧に話し合いを重ねることで道が開けるケースもあります。
出席扱いになっても変わらないこと

出席扱い制度を使っても、変わらないこともあります。混乱を避けるため、知っておきたいポイントです。
ここに注意!
・在籍校での卒業要件(単位・授業時数)は別途確認が必要な場合がある
・評価(成績)の付け方は学校ごとに違う
・フリースクールが「学校」になるわけではない(在籍は今の学校のまま)
「出席日数として記録される」ことが制度の本質であり、その他の運用は学校との話し合いの中で決まっていきます。
フリースクール出席扱いのよくある質問

最後に、保護者の方からよく寄せられる質問にお答えしていきますね。
- ホームスクーリングだけでも出席扱いになりますか?
-
一定の要件を満たせば対象になります。
文部科学省は、自宅でのタブレット学習を使った学びについても、別途要件を示しています。保護者と学校の連携、計画的な学習プログラム、対面・準対面の指導、学習成果の記録など、複数の条件を満たす必要があります。
通信教育(進研ゼミ・Z会など)単体では対面指導の要件を満たさないため、出席扱い対応をうたう教材を選ぶことが現実的です。
- すらら・サブスタなど自宅学習教材でも出席扱いになりますか?
-
出席扱い対応をうたう教材は、申請のサポート体制が整っています。
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すらら・サブスタは、出席扱い制度の活用実績が豊富なタブレット学習教材です。学校提出用の学習レポートの作成や、専任コーチ・講師による定期的な面談など、要件を満たすためのサポートが用意されています。
- 出席扱いになるまでどのくらい時間がかかりますか?
-
学校との話し合いを含めて、1〜2か月程度が目安です。
担任の先生への相談 → 校長先生を含めた校内協議 → 学習内容や報告方法のすり合わせ、という流れで進むため、ある程度の時間がかかります。学校の状況や時期によって変わるため、気になり始めたら早めに動き始めるのがおすすめです。
- 通学定期券は使えますか?
-
A. 出席扱いが認められた場合、通学定期券(実習用通学定期)を使えるケースがあります。
学校に通うのと同じ割引率で定期券を購入できる仕組みがあり、ご家庭の交通費の負担が軽くなります。詳しくは在籍校・鉄道会社にご確認くださいね。
- 高校生でも出席扱いになりますか?
-
制度はありますが、卒業要件は別です。
高校でも、不登校の生徒が学校外の施設で学んだ場合、校長判断で指導要録上の出席扱いとできる方針が文部科学省から示されています。
ただし、高校では出席日数とは別に「単位の取得」が卒業に必要なため、出席扱いだけでは進級・卒業はできません。高校生のお子さんの場合は、通信制高校・サポート校への転編入など、別の選択肢を検討するご家庭が多いです。
まとめ

最後にこちらの記事をまとめていきましょう。
こちらの記事では、
- フリースクール出席扱い制度の概要と文科省の方針
- 出席扱いになる7つの要件
- 申請手続きの流れと注意点
- 出席扱いに対応した学習方法・教材
- 認められないケース・注意点
- よくある質問
などについてご紹介しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 制度の根拠 | 文部科学省通知(平成17年・令和元年・令和6年) |
| 対象 | 義務教育段階のお子さん(小学生・中学生) |
| 対象となる学び方 | フリースクール・オンライン・ホームスクーリング |
| 主な要件 | 学校との連携・対面指導・学習記録など7項目 |
| 最終判断 | 在籍校の校長先生 |
| 申請期間の目安 | 1〜2か月程度 |
※運用は学校・自治体ごとに差があります。最新情報は在籍校や教育委員会にご確認ください。
不登校という状況になると、出席日数や進路への影響など、不安が次々に出てくると思います。けれど、お子さんが学校以外の場所で過ごした時間も、ちゃんと記録に残してあげられる制度があります。
「学校に行けない自分はダメなんだ」と感じてしまっているお子さんに、「家でも、フリースクールでも、学んできた時間がちゃんと残っているよ」と伝えてあげられるのは、出席扱い制度の大切な役割の一つです。
焦らず、お子さんのペースを大切にしながら、ご家庭に合った形を一緒に探していけたらと思います。
👉お住まいの地域のフリースクールは全国フリースクール検索からご覧いただけます。
👉費用や補助金の詳細はフリースクールの費用相場と補助金まとめもあわせてご覧ください。
👉自宅学習という選択肢はホームスクーリングとは|日本の現状・メリット・費用でも詳しくご紹介しています。






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