【失敗しない】フリースクールの選び方3ステップ6つのタイプ診断も!

フリースクールの選び方 不登校

フリースクールもいろいろあって選び方がわからない

このまま勉強が遅れてしまうのではと不安

うちの子に合うサポート校はどんなスクール?

ひかりすまいるアドバイザー

いま、学校に通えないお子さんは年々増えています。
でも同時に、オンラインや通学など多様なスタイルで学べる“新しい居場所”も増えています

この記事では、これまで全国のフリースクールを取材・比較してきた編集部が、

  • 失敗しないためのフリースクールの選び方ポイント
  • お子さんのタイプ診断
  • 見学チェックリストとよくあるQ&A

などについて詳しくご紹介します。

お子さんに合うスクールを見つけるためのステップを踏みながら、「焦らず・比べながら・納得して選べる」ようにサポートします。

どんなお子さんにも、安心して学べる場所はきっとあります。その第一歩を、この記事から一緒に見つけていきましょう。

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はじめに|「合う場所がきっとある」フリースクール選びの第一歩

今、学校に通えないお子さんは年々増えています。

さまざまな理由で学校へ行きづらさを感じる子どもたちへの支援が進み、

  • 通学型のフリースクール
  • 自宅で学べるオンラインスクール
  • 家庭でじっくり向き合うホームスクーリング

など、学校以外の多様な選択肢が当たり前に選べるようになっています。

大切なのは、「行けない」状況を問題視するのではなく、お子さんの個性やペースに合う「次の場所」を探す視点です。

焦らず、まずは情報収集や見学から始めてみませんか。

その小さな一歩が、お子さんの笑顔と可能性を広げる、大きなきっかけになるはずです。

お子さんに合う場所は一人ひとり違う

お子さんに合う環境は、一人ひとり違います。

同じ学校でも馴染める子とそうでない子がいるのは、ごく自然なことです。

フリースクールも、先生の雰囲気・子ども同士の関わり・過ごし方など、それぞれに違った色があります。

「どこが一番良いか」という視点ではなく、「うちの子と相性が良いのはどこか」という視点が重要になります。

そのため、実際に見学や体験を通して、「この環境なら合いそう」と感じられるかどうかを確かめることが大切です。

まずは体験や相談から、少しずつ始めてみよう

まずは「ここがいいかも」と思える学校を3~4校選びましょう。

雰囲気、先生の人柄、子どもたちの表情──これらは実際に訪れてみないと分からない大切なポイントです。

資料請求やオンライン相談、無料体験、保護者説明会など、行動のきっかけになる場はたくさんあります。遠慮せず利用してみましょう。

その一歩が、お子さんの未来と可能性を広げるきっかけになるはずです。

【step1】お子さんのタイプ・方針を整理しよう6タイプ

フリースクールを選ぶ前に、まずはお子さんのタイプや現在の状況、希望を整理しておきましょう

「心を休めたい」「勉強を続けたい」「人と関わりたい」など、お子さんの目的や家庭の方針を明確にすることで、

どのタイプのスクールが合いそうか見えてきます。

①ゆっくり心を休めたい

学校や人間関係でエネルギーを使い果たし、「何もしたくない」「そっとしておいてほしい」という気持ちが強い場合、焦らず自分のペースで過ごせる場所が見つけられるといいですね。

選び方ポイント

  • 少人数制で、穏やかな雰囲気のスクール
  • 活動への参加を強制しない、自由度の高いスクール
  • 自宅でリラックスしながら参加できるオンラインコース

焦らず通えそうな時間・日数から始めてOK!

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②人とのつながり・体験を重視したい

「誰かと話したい」「何か楽しいことをしたい」という気持ちを持つお子さんには、人と関われる機会の多いフリースクールがおすすめです。

選び方ポイント

  • 体験活動やイベントが多い体験型スクール
  • 年齢の違う子どもとも自然に関われるコミュニティ型
  • 勉強だけでなく、人との交流や体験を通して社会とのつながりを感じられる環境

見学時は、子どもたちの雰囲気や笑顔の多さをチェックしてみましょう。

③勉強進学を重視したい

「学習の遅れを取り戻したい」「高校進学や大学受験を見据えてしっかり勉強したい」
学びを止めたくない、進学を目指したいお子さんには、学習サポートがしっかりしたフリースクールが合います。

選び方ポイント

  • オンライン家庭教師や学習塾と連携した学習特化型スクール
  • 塾や予備校が母体となっているフリースクール
  • 受験サポートなど、目的に特化したコースがあるオンラインスクール

④やりたいこと・得意を伸ばしたい

学校の勉強とは違う分野に強い興味や才能を持っていたり、「好きなことなら頑張れる」という気持ちのあるお子さんには、探究型・クリエイティブ型のスクールがぴったりです。

選び方ポイント

  • アート・デザイン・動画制作・プログラミング・eスポーツなど興味のあるカリキュラムがあるフリースクール
  • プロジェクト型・体験学習型のカリキュラム
  • 興味関心を起点に学びを広げられるスクール

⑤発達特性に合ったサポートを受けたい

発達特性や感覚の敏感さなどから集団生活が難しいお子さんには、個別支援型・少人数制・理解あるスタッフがいる環境がおすすめです。

選び方ポイント

  • 発達支援の専門知識を持つスタッフが在籍しているスクール
  • 感覚過敏などに配慮した、静かで落ち着ける物理的環境が整っている場所
  • オンラインで無理のない関わり方ができるプログラムも◎

⑥元の学校への復帰を目指したい

「いつか学校に戻りたい」という気持ちがある場合は、ステップアップ支援型のスクールを検討してみましょう。

選び方ポイント

  • 学校と連携して“登校練習”ができる場所
  • 在籍校の先生とも連絡を取り合ってくれるスクール
  • 学校の授業に追いつけるよう、個別の学習サポートが手厚いスクール

家庭としての方針も整理しておこう

お子さんのタイプに合わせながら、家庭としての方針も一緒に考えてみましょう。

「通学がいいか」「オンライン中心がいいか」「出席扱いを重視するか」など、現実的な条件を整理しておくと、比較のときに迷いにくくなります。

【STEP2】3つの視点での選び方ポイント

フリースクール選びでは、「お子さんの気持ち」「スクールの内容」「家庭の条件」の3つの視点が大切です。

それぞれの視点からチェックしていくことで、比較しやすく、ミスマッチを防げます。

最初から完璧を求めず、「合いそう」と思える場所から体験してみましょう

お子さん自身のチェックポイント

お子さんが「ここなら安心できそう」「自分のペースで学べそう」と感じられるかを軸に考えましょう。

子どもの気持ち

今、何を一番求めているか(安心・学び・人とのつながりなど)を一緒に整理

先生との相性

通学でもオンラインでも、「話しやすい・信頼できる」と感じられる関係が大切。

学び方スタイル

通学・オンライン・ハイブリッドなど、今のお子さんや家庭にとって無理のない形を選びましょう。
通える距離や時間に余裕があるか、あるいは自宅でオンラインの方が始めやすいか。
「続けやすさ」を基準に考えることが、安心して一歩を踏み出す近道です。

スクールのチェックポイント

学校のシステムや環境に関する部分も検討する材料になります。

活動内容やカリキュラム

勉強中心・体験型・探究型など、学びのバランスを確認

設備や環境

通学なら教室の雰囲気や安全性、オンラインなら使用ツールや学習環境の質をチェック

通学のしやすさ

通学なら、通学距離・交通手段・通信環境など、続けやすい条件かを確認

親目線のチェックポイント

家庭として“安心して続けられるか”を判断するポイントです。

費用と制度

月謝・入会金・助成金・自治体の支援制度をチェック

出席扱い

通学・オンラインいずれでも、在籍校との連携で出席扱いになるか確認

家庭との連携・サポート体制

保護者面談・相談窓口・家庭との情報共有の仕組みがあるかを確認

フリースクール選びに「これが正解」という答えはありません。

大切なのは、完璧な学校を探すことではなく、今のお子さんに“合う環境”を見つけていくことです。

途中で「ちょっと違うかも」と感じたら、方向を変えるのも立派な一歩。

柔軟に試しながら、親子で納得できる場所を探していきましょう。

体験・見学のチェックリスト

気になるフリースクールが見つかったら、通学でもオンラインでも、体験や見学を通して“実際の雰囲気”を感じてみましょう。

パンフレットやサイトの情報だけではわからない、先生や子どもたちの表情、教室やオンライン授業の空気感などから、お子さんに合いそうかどうかが見えてきます。

チェックリスト

  • 費用と制度
  • 出席扱い
  • 通学のしやすさ
  • 活動内容・カリキュラム
  • 通っている人の体験談
  • 子どもの表情や反応(最重要)
  • 先生やスタッフの人柄・子どもへの接し方
  • そこにいる他の子どもたちの様子
  • 施設の雰囲気(清潔さ・匂い・音など)
  • 学び方や活動の進め方
ひかりすまいるアドバイザー

体験を重ねるうちに、「ここが合いそう」という感覚が少しずつ見えてきます。
迷ったら、2~3校を比較して考えるのもおすすめです。

フリースクールに関するQ&A

こちらでは、フリースクールを検討される方のよくある質問と回答をまとめています。

フリースクールの費用はどれくらいかかりますか?公的な補助はありますか?

フリースクールは民間施設のため、費用は施設によって大きく異なります。月謝制が多く、目安としては月額3万円~5万円程度が中心です。入学金や教材費、イベント参加費が別途必要な場合も多いので、総額で考えることが大切です。
自治体によっては独自の補助金制度を設けている場合があります。お住まいの市区町村の教育委員会や子育て支援課の窓口に問い合わせてみましょう。

フリースクールに通うと、在籍している学校で「出席扱い」になりますか?

文部科学省は、一定の要件を満たすフリースクール等での活動を、在籍校の校長の判断で「出席扱い」にできるとしています。事前に在籍校とフリースクールの両方に確認しておくことが最も確実です。

いずれは元の学校に戻りたいです。フリースクールからの復帰は可能ですか?

フリースクールの中には【STEP1】で整理した「⑥元の学校への復帰を目指したいタイプ」のお子さんを支援することに力を入れているところも多くあります。

具体的には、在籍校と連携して学習の進捗を合わせたり、カウンセラーが再登校への不安を取り除くサポートをしたりします。フリースクールは「ゴール」ではなく、あくまでお子さんが元気になるための一つの「ステップ」と捉えることもできます。

勉強が全く手付かずです。学習の遅れが心配で…。

そのご心配は、多くの保護者の方が抱えています。フリースクールは「居場所」としての機能だけでなく、学習支援にも多様な選択肢があります。

個人のペースに合わせて小学校の範囲から復習してくれるところ、受験対策に特化しているところなど様々です。まずは勉強よりも「楽しい」と思える体験を優先し、意欲が湧いてから学習に取り組むという方針のスクールもあります。お子さんの今の状況に合った学習サポートがあるか、確認してみましょう。

人間関係が苦手な子でも、馴染めるでしょうか?

フリースクールは、まさにそうした人間関係に悩んだお子さんのための場所でもあります。多くのスクールが少人数制を採用しており、スタッフの目が行き届きやすく、一人ひとりのペースを尊重する雰囲気があります。

共通の趣味(ゲーム、創作など)を通じて自然と交流が生まれる場所もあれば、無理に交流しなくても静かに過ごせるスペースが確保されている場所もあります。見学の際に、そこにいるお子さんたちの雰囲気やスタッフとの関わり方を観察してみるのがおすすめです。

フリースクールと、塾や習い事との違いは何ですか?

塾や習い事が特定のスキル(学力、技術)を伸ばす「学びの場」であるのに対し、フリースクールはそれに加えて「安心できる居場所」としての役割が大きいのが特徴です。

学校のように決まった時間割をこなすのではなく、自分でその日の活動を決められるなど、子どもの自主性を尊重する場でもあります。学習だけでなく、心のケアや他者とのゆるやかな交流を通じて、自己肯定感を育むことを重視しています。

もし子どもに合わなかったらどうすればいいですか?

「せっかく見つけたのに、もし合わなかったら…」と不安になりますよね。

フリースクールには体験入学制度があるところがほとんどです。まずは短期間試してみて、お子さんの反応を見ましょう。一度で完璧な場所を見つけるのは難しいかもしれません。フリースクールをいくつか経験することも、お子さんにとっては自分に合う環境を知る良い機会になります。

まとめ

まとめ フリースクールの選び方

この記事では、後悔しないフリースクール選びのために、

  • 失敗しないためのフリースクールの選び方ポイント
  • お子さんのタイプ診断
  • 見学チェックリストとよくあるQ&A

などについて、詳しくご紹介してきました。

情報が多く、何から手をつければいいか分からず、途方に暮れてしまうこともあるかもしれません。

しかし、一番大切なのは「完璧なスクールを一つ見つけること」ではなく、「今のお子さんに合う環境はどこだろう?」ということです。

STEP1でお子さんのタイプを整理し、STEP2の3つの視点で候補を絞っていくと、きっと「ここは合いそうかも」と思える場所がいくつか見つかるはずです。

まずは気になるスクールの資料請求や、オンラインでの個別相談から始めてみませんか

その小さな行動が、お子さんの表情が和らぐきっかけや、未来の可能性を広げる大切な一歩になるはずです。

この記事が、安心して次の一歩を踏み出すためのきっかけとなれば幸いです。

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